英国植物園へようこそ! ~Sanderson 2017年春夏コレクション~
いよいよ梅雨本番となってまいりました。
ジメジメとした日が続き、不快な季節ですが
日々目にする樹木はますます勢いよく、緑を濃くしていきます。
さて、今回はそんな季節にピッタリの新作コレクションのご紹介です。
『Art of the Garden』
旅するインテリア、第2弾はイギリス王室御用達ブランド
Sanderson (サンダーソン)です。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/Sanderson_2017_Art-of-the-Garden_02_HR_R.jpg)
皆さんは植物園へ出かけたことはありますでしょうか。
日本でも各地に点在する植物園や温室。
一歩立ちいれば、見たことのないような世界各地の植物や蝶たちが舞い踊る空間が広がり、まるで別世界のよう。
ヨーロッパでは、デンマークのコペンハーゲン植物園やイタリアのパドヴァ植物園などが有名です。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/Sanderson_2017_Art-of-the-Garden_05_bg用-300x400.jpg)
中でもイギリスにあるキューガーデンは1759年に開園された歴史ある王立植物園のひとつ。
園内には王室の子育てのための宮殿が併設されているだけでなく、
長い歴史の中で築きあげた膨大な植物誌の編纂を手がける
国際的な植物学研究機関としての一面をもっています。
キューガーデンのシンボルといえば巨大な温室、パームハウス。
17世紀東インド会社によって持ち込まれたアジア圏やアフリカからの熱帯植物が、
当時と変わらぬ鮮やかさで生い茂っています。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/Sanderson_2017_Art-of-the-Garden_015_LR-400x280.jpg)
そんな英国で長く愛される植物園を背景としたのか、今期のコレクションはどこかエキゾチック。
ペルシャ織物やインド更紗、ゾウやパイナップルなどの熱帯に棲む動植物たちが
みずみずしい水彩のタッチで表現されています。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/black300.jpg)
書庫に眠る植物図鑑からよみがえったかのような繊細な描写のボタニカルアート。
金糸をアクセントに利かせたクラシックな幾何学模様の織柄は、
華やかに咲き誇る植物たちをエレガントに引きたてます。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/Sanderson_2017_Art-of-the-Garden_01_LR-300x400.jpg)
こちらはイギリス、バロック様式の庭園を模したユニークなデザイン。
近くで見るとモザイクのように細かく区割りされた中に小さな苗木が...!
こちらもぜひショールームにてご覧くださいね。
エントランスディスプレイ、リニューアル!
そんなサンダーソンの新作コレクションからコーディネートしたのがコチラ。
ショールームの雰囲気に合わせシックな印象にまとめてみました。
壁紙:「Mapperton」 216344
カーテン(前):「Palm Grove」 236322 ボーダー:「Burnett Stripe」 236325
カーテン(後ろ):「Pinery」 236344
トレンドのパイナップルや椰子の木といったリゾート風のモチーフも
繊細な刺繍に仕立てるとぐっと落ち着いた雰囲気になります。
![](http://www.manas.co.jp/blog-img/tokyo/files/2017/06/20170625_165824_R-400x553.jpg)
イス:「Vibeke」246226
クッション(前):「Burnett Stripe」 236325
クッション(後ろ):「Palm Grove」236322
ベージュ地に花や葉が複雑に絡み合うこちらの壁紙は、
アフリカの調度品を思わせるような一枚です。
蒸し暑い夏の夜、ふと遠い異国に想いを馳せたくなるようなコーディネートに仕上げてみました。
そんな色とりどりの植物園のように、ショールームにある生地たちも実に多種多様...
コレクションブックを開けば、そこにはさまざまな時代や未知の世界が広がっています。
さぁ、ファブリックの密林に迷い込みましょう!