2018年9月、あらたに発表されたMANASの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』。
国内在庫品として定番のMANAS-TEX(マナテックス)がありますが、サテライトは旬の新しいエッセンスとなる+αのアイテムが揃っています。(詳しくは東京ブログ(2018/9/11付)をご覧くださいね。)
その第一弾のコレクションタイトルは「OMBRÉ(オンブレ)」。
今回はコーディネーションの4つのイメージテーマとそのスタイリングをご紹介したいと思います。
No.001『Blue Wavelets』
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Mood_board_Ondine_R.jpg)
青のさざなみ。
アクセントカラーをあえて入れず、同系色でまとめた美しいグラデーションを活かしたコンビネーション。質感や素材感の違いを際立たせ、研ぎ澄まされた洗練とリラックス感が混在するリュクスなスタイル。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Ondine_room_R.jpg)
スタイリング写真中央左側にある縦シワ加工された生地は「オンディーヌ」。
カーテンにすると、程よく光りを透すグラデーション模様のデザインです。
「アエロ」のシアーと組み合わせたのがこのコーディネート写真です。
No.002『Artisan’s Texture』
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Mood_board_Greco_R.jpg)
職人の手触り。
ダマスクなどの古典柄に、手仕事や天然素材といった経年変化のある素材を組み合わせたスタイル。端正なデザインとラスティックでソリッドな素材が出会うことで、グレード感のあるナチュラルを実現。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Greco_room2_R.jpg)
スタイリング写真中央右側の麻のような風合いの生地は「グレコ」。
生地を広げるとクラッシックでは定番のダマスク模様が、生地の裾から上部に向かってヴィンテージ調に徐々にかすれていくところがポイントとなっています。ざっくりとした素材とも相性の良いアイテムです。
No.003『Bitter & Sweet Elegance』
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Mood_board_Fiorello_R.jpg)
苦さと甘さ。
双方を持ち合わせた大人のためのロマンティック・エレガンス。
グレイッシュ+モーヴの色合いの中にフェミニンでソフトなものとマスキュランでハードなものを加えた絶妙のバランス感が、空間に軽やかな華やぎをプラス。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Fiorello_room_R.jpg)
甘さは、フロントレースで主役にしたくなるような花柄刺繍のシアー「フィオレロ」と落ち感のある柔らかなピーチスキン「クシー」との組み合わせ。
苦さのエッセンスは、小物にあえてレザー調の「キュイル」(フランス語で革の意)にマニッシュなコード「ディスコ」で縁取りしたクッションを。大人な色味でコーディネートするのがおすすめです。
No.004『Urban Glam』
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Mood_board_Kohilo_R.jpg)
都会の魅力。
大胆なデザインやトレンドのトロピカル・モチーフをモノトーンに近いダークカラーでおさえ、ラグジュリアスな光沢のある質感のものをアクセントに添えたグラマラスなアーバンスタイル。エネルギッシュさを内に秘めたクールな艶のあるコーディネーション。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/ST_Kohilo_room_yoko_R.jpg)
壁色もダークな色味でまとめたインテリア。床にはタイル、キャンドルホルダーのガラスにはメタリカルなフレームが。
こんなシチュエーションに合わせるカーテンはランダムプリーツの「サウンズ」とトロピカル柄がモチーフの「コヒロ」。どちらもダークな色味でコーディネートしています。どこか非日常の空気が流れるクールな都会のオアシス空間に。
これらの4つのテーマを表現するスタイリング写真には、それぞれのテーマに合ったアイテムや素材、色など特徴的なエレメント(要素)もコーディネートされています。(例えばガラス、木片、タイル、真鍮、石、陶器、アクセサリーなど…)
もしあなたの好みのテーマがあったのなら、インテリアづくりの時はこれらのエレメントもご参考くださいね。
※今回ご紹介したテーマ毎のスタイリング写真の詳細は、こちらのページ内途中にある「OMBRÉ」ボタンをクリック、開いた画面の「COORDINATION」の項目からご確認いただけます。
先日のブログでもご紹介しました通り、
新しい国内在庫の新シリーズ『サテライト』の第一弾コレクション“OMBRÈ(オンブレ)”が発売となりました。
それにともないショールームのディスプレイも様変わりしております。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/44ea80e026da260c77ea81f7b31c94eb-e1537495878851-329x500.jpg)
ドレープ(右):カラブラン105
レース(左):シルヴィア2200
壁紙:OSBORNE&LITTLE(オズボーンアンドリトル) W7192-10
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VFL06 Oliver Floor Lamp Versailles Gold
イカット(絣)調のストライプで、メタリックな質感とナチュラルな質感がミックスされた「カラブラン」(ゴビ砂漠に吹く風)。
まさに今回のテーマ“オンブレ”を象徴する、生地の陰影が特徴的な生地です。
一見重厚感がありますが、軽く織られているので、お使いいただきやすく、
早くも人気アイテムに仲間入りしそうです。
合わせた「シルヴィア」は、繊細なオーガンジーのシアー地に、
クラシカルな唐草を総刺繍したエレガントな生地です。
刺繍糸の色は、ゴールドとシルバーを合わせたような中間色、ギルバー色を採用。
ほどよい温かみと品の良いリュクス感があり、一押しのカラーです。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/69e276766321a02078d85db873c275ce-e1537495939778-326x500.jpg)
ドレープ(右):オンディーヌ01
レース(左):アエロ01
壁紙:HARLEQUIN(ハーレクイン) Azurea 111709
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VLB58 Static Lamp New Bronze
アクアブルーとシルバーグレーのグラデーションが美しいドレープ「オンディーヌ」(水の精)。
リネンの光沢とクラッシュ加工により、水面のさざめきのように表現されています。
大きなイチョウの葉をデザインしたハーレクインの壁紙など、
ボタニカルデザインとの相性もばっちりです。
透明感のあるミックス調のモダンなカラーシアー「アエロ」(はや風の精)は防炎品で、幅広いシーンでお使いいただけます。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/3625a1d4c73400038e059f946877909d-e1537496002905-324x500.jpg)
ドレープ(右):サウンズ120
レース(左):コヒロ7
壁紙:KHROMA(クロマ) GEMA VEN701
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) SFL12 Cross Braced Floor Lamp Bronze
トレンドモチーフのトロピカルリーフをモノクロで表現し、
コンテンポラリーでマニッシュな雰囲気に仕上げた「コヒロ」(ハワイに吹く心地よい風)。
大胆なクラッシュ加工が大人っぽい「サウンズ」を合わせ、全体をグレーでまとめました。
リゾート感のあるデザインも、色を抑えることでシックで都会的な印象でお楽しみいただけます。
ご紹介した生地以外にも、質感やカラーにこだわった生地が揃っております。
また今回発表会でもご好評いただきましたのが、見本帳の構成です。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/DSCN9582_R-500x375.jpg)
開いていただくと、左から大柄デザイン、無地調のドレープ&シアー、トリム
というように3つに分けて綴じてあります。
そしてそれぞれ取り外しが可能ですので、
カーテンに合わせてクッションやフリンジを選ぶときに大変便利な作りとなっております。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/DSCN9590_R-500x375.jpg)
ぜひショールームにてご覧ください。
この度、マナトレーディングのオリジナルコレクション、
『SATELLITE(サテライト)』が発刊されました。
『SATELLITE』の名の通り、
インテリアという宇宙に存在する惑星 MANAS のまわりを周遊する衛星のように、
ワン・コレクションごとに、空間にプラスしたいトレンドアイテムを打ち上げます。
日々変化するトレンドをいち早く取り入れ、機能性を備えたファブリックを厳選。
新たな空間創りへアプローチし続けていくインテリアファブリック・ラインの誕生です。
今回は9月5、6日、代官山のギャラリーで開催された発売イベントの模様をお伝えします。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/Fotor_153649302491248-375x500.jpg)
前日までの台風の影響が心配されましたが、当日は無事爽やかな天気のもと
朝から多くの方が足をお運びくださいました。
『SATELLITE』の第一弾コレクション 『OMBRÉ (オンブレ)』。
透明な日差しが差しこむ朝、街をオレンジ色に染める黄昏時、
そしてやさしい金色の光が降り注ぐ夜。
「陰影」を意味する 『OMBRÉ』は、
そんな刻々と変化する光に溶け込むような、
ナチュラルなグラデーションカラーを中心にセレクト。
外界と室内との境界線である窓を柔らかく演出します。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/Fotor_15364944557097-338x500.jpg)
ギャラリーの吹き抜けには、今回のコレクションのハイライトである「オンディーヌ」を。
揺らめく水のようなブルーとシルバーのグラデーションが美しい一枚です。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/Fotor_153649458650163-375x500.jpg)
トレンドのリゾートモチーフは、グレイッシュカラーでラグジュアリーな雰囲気に。
柔らかなリラックス・ムードが漂う都会の癒し空間を演出します。
『OMBRÉ』コレクションの根底にあるのは、
Nature et Luxe. ― ナチュラルに、そしてラグジュアリーに ー という考え方。
柔らかなコットンやリネンライクの軽やかな生地感と、光を受けて輝く上質な生地。
それぞれ異なる質感のファブリックを組み合わせることで、
都会の喧騒にありながらも、うつろいゆく時間や季節を感じられる
贅沢な空間を生み出すことができます。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/tST_Fiorello_room2-333x500.jpg)
今回のコレクションでは、
Blue Wavelets
Artisan’s Texture
Bitter & Sweet Elegance
Urban Glam
というテーマを設けて、それぞれ暮らしにあったパターンをご案内しています。
こちらについては、大阪・名古屋のブログにて改めてご紹介いたしますね。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/Fotor_153650714820033-500x500.jpg)
今回二日間のイベントにはたくさんの皆様にご来場いただき、誠に有難うございました。
さて、イベントにお越し頂けなかったお客様へは、
現在、東京・大阪・名古屋の各ショールームにて特設展示を開催しております。
ぜひお近くのショールームへもお立ち寄りくださいませ。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/Fotor_15364970544909-493x500.jpg)
次回は東京ショールームのディスプレイをご紹介いたします!
⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)