MANAS TRADING

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New!!『JIM THOMPSON』&『No.9 THOMPSON』ディスプレイ

2023.08.31 / tokyo

暦の上ではすでに秋、とは言えまだまだ厳しい暑さが続きそうですね。皆さま楽しい夏を過ごされましたでしょうか。

さて今回は、1948年、アメリカ人のジム・トンプソンにより創設され、上質なタイシルクのメーカーとしてその名を世界に知られるJIM THOMPSON(ジム・トンプソン)と、そのカジュアルラインであり、イギリス人デザイナー、リチャード・スミスのアートワークによって生み出されるNo.9 THOMPSON(ナンバーナイン・トンプソン)によるディスプレイをご紹介いたします。

こちらが東京ショールームの新しいエントランスディスプレイです!

 

向かって右側がジム・トンプソン、左側がナンバーナイン・トンプソンで構成されています。

まずは、右側のジム・トンプソンからご紹介しましょう。
新作『PARAISO』は、手織りのシルク・イカットから豪華なベルベットまで、洗練されたテキスタイルのコレクションです。インスピレーションの源は、タイの伝統とのどかな島の暮らしの鮮やかな色や柄から。植物や葉、エキゾチックなモチーフやサロン(東南アジアの民族衣装で、筒状の胴衣)のボーダー柄を、現代的で抽象的なテクスチャーとミックスしています。熱帯地方から取り入れた鮮やかな色彩と、シルク、リネン、コットンの天然素材で織られた椅子張り生地とカーテン生地は、様々なデザインでありながら、カラーパレットが決まっているので組合わせしやすく、お部屋のトータルコーディネートに最適です。


メインのカーテンは、上部に壮大なスケールで大らかに描かれた植物柄、下部に落ち着いた無地を合わせ、境界線にトリムをあしらった、切り返しスタイルです。

上部の生地は、Cassia JT013869003
カシアとは、東南アジア原産の花木で、タイの国木となっている品種もあります。 右画像のように、沢山の花を咲かせる縁起の良い木として知られ、夏の空の色と対照的な黄色い花は家を明るく見せ名誉をもたらすと信じられているそうです。水彩で描かれたこのボタニカルプリントは、カシアの枝に花が咲き、そこに椰子の葉が混ざる、まるで風景画のような開放的な空間が表現されています。リネンの柔らかな風合いとドラマチックなレイアウトは、ぜひ床までの丈のカーテンでお楽しみいただきたいデザインです。 

下部の生地は、Nala JT013855013
ナラとは、サンスクリット語の「葦」に由来し、亜麻繊維の草のような性質を表しています。最高級のリネン糸をマーセライズド・コットン(毛羽立ちを抑えて、シルクのような光沢を出す加工を施した綿素材)と交織することで、手織りのシルクを彷彿とさせる、玉虫色に輝くファブリックに仕上げられています。26色の豊富なカラーパレットには、ソフトなニュートラル・ナチュラル色から大胆な色合いまで含まれ、カーテン、クッション、こちらの切り返しスタイルのような装飾アクセントにと、幅広くお使いいただけます。

そして生地の境界線にあしらったトリムは、Ikat Diamonds Tape JT030061008
2.2㎝幅と細めながら、メタリック糸が上品に輝き、クラシカルな雰囲気をプラスしています。


続いてコーディネートしたクッションをご紹介いたします。

手前:Khemarin JT013664012 / 3664-12
かつてジム・トンプソンがタイシルクに魅了された頃のものに近い雰囲気を残す、代表的なシルク生地のひとつで、現在も手織りで生産されてます。滑らかで細い糸をタテ糸に、スラブ感のある糸をヨコ方向に使用することで、かすれたような素朴な風合いがありながらも、100%シルクならではの美しい光沢のある生地です。

奥:Betwixt JT013727006
カットベルベットとループエピングレの対照的なリブによって表現されたピンストライプ生地です。カーテンに合わせた、深みのあるミッドナイトブルーの重厚感あるベルベットが、空間に洗練されたクラシック感を添えています。

続いて、ディスプレイ向かって左側の、ナンバーナイン・トンプソンのご紹介をいたします。
新作のメインコレクションは『FOLKLORE』。自然界の喜びと森の神秘性を、No.9のデザイナー、リチャード・スミスの目を通して表現した、プリントと刺繍のエキサイティングなファブリック・コレクションです。
この”フォークロア”というテーマは今期サンダーソンやオズボーン&リトルなどでも取り上げられており、自然をモチーフとし、民族的で手作りの温かみを感じさせるような注目のスタイルのひとつです。


こちらは、Flora N9012349001
一本の糸を複数の色で染色した”スペースダイ”の糸を使用して、クラシックな花柄を表現した刺繍生地です。 ステッチの中の様々な色彩が、グラデーションとなって、奥行き感と複雑な細部のある印象を与えています。


こちらは、Shintangle N9012353001
グラフィカルなシダの葉を、アーチ状に並べた大きなトレリスは、美しく開放感があります。葉の一枚一枚をよく見るとストライプやドットなど、意外な要素で構成されていますが、林床部(森の最下部、地面と接しているところ)の美しさと動きを見事に表現しています。…シダ植物の葉の裏側を思い浮かべてみてください。本当にこんな感じですよね!


コーディネートしたクッション生地は、こちらも新作コレクション『CABIN WEAVES』より選定しています。ファッションやホームテキスタイルに使われる伝統的な手仕事の技法にインスパイアされた、ワクワクするような質感のある織生地コレクションです。

手前:Cabin Stripe N9012340002
ティッキングをモチーフにした、美しくクラシカルでタイトに織られたストライプ生地です。 対照的なアクセントカラーが効果的。背景のシダの葉のカラーとピッタリですね。横長のピロースタイルで、両脇はそれぞれ2つのウッドのボタンで留めています。

奥:Shirring N9012337005
名前の通り、布を細かく縫い縮めて衣服に装飾的なギャザーをつける「シャーリング」から着想を得ています。様々な糸を立体的に組み合わせて再構築し、ハンドメイドのテキスタイルのような効果を持たせています。


最後に壁紙をご紹介します。
中央の壁紙は、劇場の背景から着想を得たドラマチックなパネル柄が揃うナンバーナイン・トンプソンの『TAKES THE STAGE』コレクション(2019SS)に収録の、Palm Court Panel N9021032002です。窓の外にヤシの木が生い茂る様子が描かれ、とても奥行きが感じられます。そしてその周囲には、付け柱やモールディングなどの装飾が描かれている、だまし絵のようなユニークなデザインです。


上の画像のようにDrop AとDrop Bの2枚で1セットとなります。高さはトータルで315cmあり、右端に細かく寸法の表記がありますので、天井高に合わせて、お好きな部分を貼ることができます。(※今回ショールームでは、赤いラインから上を使用しています。)


また、画像左のようにヤシの木のデザインがない壁面部分のみのパターン Palm Court N9021031002 もありますので、画像右のように組み合せてお使いいただくことも可能です。

今回は、ジム・トンプソンの2つのグループブランドを、ミックスしたディスプレイをご紹介いたしました。いずれも植物をモチーフとした、オリエンタルな雰囲気でありながら、ジム・トンプソンはクラシカルな設えで、ナンバーナイン・トンプソンは、明るくこなれ感のあるイメージで。お好みのスタイルをぜひお楽しみください。

New!!『MORRIS&CO.×EMERY WALKER’S HOUSE』ディスプレイ

2023.07.04 / tokyo

紫陽花が雨に濡れて色鮮やかに見えるのも、雨の季節ならではの風情ではありますが、まるで梅雨明けしたかのような日差しの強い日も多く、そう遠くはない夏の気配を感じます。

さて今回は、弊社がお取り扱いしている数あるブランドの中でも、大変人気の高い『ウィリアム・モリス』の新しいコレクション『EMERY WALKER’S HOUSE』をご紹介いたします。


英国の思想家、詩人であり近代デザイン史上に大きな影響を与えたウィリアム・モリス。自然の樹木や草花などをモチーフにしたデザインは160余年を経た今日でも少しも新鮮さを失わず、世界中で根強いファンに愛され続けています。

モリスが生涯のうちに残した、多岐に渡る功績の中のひとつ、ケルムスコット・プレス社の設立をご存知でしょうか。彼は、活字のデザインに熱中し、自らのデザインにより美しく装飾された、手工芸による出版物を手掛けました。その折に、ビジネスパートナーとして協力した人物こそが、エメリー・ウォーカー卿でした。

Emery Walker
エメリー・ウォーカー卿は、彫刻家、写真家、印刷工として、アーツ・アンド・クラフツ運動の中心であった様々な組織団体において積極的に役割を担っていた人物。専門的なタイポグラファーとしての知識により、ウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスをサポート。モリスのロンドンの住まい”ケルムスコット・ハウス”のほど近くに居を構え、毎日のようにお互いを行き来するほど親交を深め、美術工芸展協会などモリスが携わっていた団体をサポートしていました。 友情の証として彼の邸宅”ハマースミス・テラス7番地”には、モリス商会の家具など多くのモリスデザインが使われており、彼の一人娘ドロシーやその友人エリザベス、また1999年からはエメリー・ウォーカー・ハウス財団の努力により、驚くほど良い状態で保存されています。

すべてにおいて先駆者的な存在のデザイナーだったモリスにとって、 隣人であり友人、協力者、そして良き理解者であったエメリー・ウォーカー卿。今回のコレクションは、モリスのオリジナルデザインがふんだんに取り入れられたハマースミス・テラス7番地の彼の邸宅をベースに創られています。アーツ・アンド・クラフツ運動の素晴らしき痕跡である彼の邸宅から、多くのモリスデザインやハンドメイドの工芸品を再発見。まさしくこの邸宅とのコラボレート・コレクションとなっています。

それでは、収録アイテムをご紹介していきましょう。


こちらは、東京ショールームの、ウィリアム・モリスコーナーです。


画像左のカーテンは、Trent 227025
「トレント」とは、イギリスで3番目に長い川の名前。1888 年、モリス商会で最も高価なプリントテキスタイルという栄誉とともに誕生したファブリックです。
曲線を描くチューリップや曲がりくねるアカンサスの葉など、英国庭園の代表的なモチーフが描かれています。 モリスのデザイン理念である「広範囲に広がるリピートで目を楽しませる」「巧みに描かれたモチーフで魅了する」という 2 つの要素を表現したデザインになっています。ファブリックは右の画像のように3色展開、同柄の壁紙(アートワーク用)は2色展開です。


画像左のカーテンは、May’s Coverlet 237308
エメリー・ウォーカー卿の邸宅の寝室にある、印象的なクルーエル刺繍のベッドカバーのデザインを、再解釈したもの。オリジナルはモリスの次女メイによって、長年寝たきりだったとされるエメリーの妻のために作られたもので、モリス家とウォーカー家の女性たちの友情が生み出した創造性への賛辞でもあり、ウォーカー家で代々大切にされてきました。
リネン100%のベース生地に手作業で施されたメイのステッチは、彼女の驚異的な針仕事の才能を象徴するもの。オリジナルカラーを再現したインディゴの他、右の画像にある、絡みつく蔓のようなグリーンがあります。

*”刺繍の名手”であったメイ・モリスの素晴らしいデザインから着想を得た『MORRIS ARCHIVE V – MELSETTER』も2019年の発売以来、非常に人気の高いコレクションです。ぜひこちらもチェックしてみてください。


続いて、画像左のカーテンは、Bluebell 227038
英国で”春を感じる花”として知られるブルーベルの花を描いたもの。モリスの最も魅力的な資質のひとつは、このブルーベルのように、英国に自生する身近にありふれた”普通の花々”を愛したことでしょう。大きく描かれたアカンサスの葉や、絡み合う大きな葉で囲われた控えめなブルーベルは、春の森を彩るよう。

右の画像に見られるように、左右鏡写しのシンメトリックなデザインで、「(メインの花ではなく)第二の花」の名前をつけるという彼の伝統を引き継いでいます。1876年に描かれたデザインで、今回発売の3色の他に、素材や色使いなど表現が異なる既存色がございます。


画像左のカーテンは、Bower 227030
「バウワー」とは、庭や森の木々の下、日陰になる心地よい場所のことで、この高揚感溢れるデザインは、まさにそのもの。1877 年にモリスのパターンとして登録されたデザインで、生命力あふれる葉や花々が咲き誇るフローラル・ ワンダーランドを表現しています。ファブリックは右の画像のように4色展開、同柄の壁紙は3色展開です。


続いて、画像左のプリント生地は、Rose 227023
チューリップとバラの花が優雅に咲き誇る様と、ドラマチックな棘のある茎が重なり合ったデザインです。モリスは、このデザインに描かれている、雑木林の中で遊ぶ一対の楽しげな鳥のように、自然界の日常的なドラマをよく観察していました。1883 年にモリスが家具用生地としてデザインしたもので、エメリー・ウォーカー卿の邸宅の客室で広く使用されました。かつてアーカイヴコレクションに収録されていましたが、今回久し振りに再登場。ファブリックのみのアイテムで、イエロー系(227022)との、2色展開です。

画像右のプリント生地は、The Beauty of Life 227034
「The Beauty of Life」は、モリスが「文明が脅かされている、最新の危機に立ち向かえ」と熱烈に訴えた、1880年2月19日、バーミンガム芸術協会で行われた講演のタイトルです。この奮い起こすような叫びは、モリスの真髄であるスクロールする葉、美しい文字、遊び心のある野生動物のモチーフで装飾された豪華なインディゴカラーの生地に、永遠に刻まれます。モリスは、工業化された資本主義が「全人類から人生のあらゆる美を奪う」という脅威に立ち向かっていたのです。
こちらもアーカイヴコレクションに収録されていたデザイン。レタリングはウィリアム・モリス自身が発行していたケルムスコット・プレスの本からインスピレーションを受けています。ファブリックはこちらのインディゴ1色、同柄の壁紙は2色展開です。

左の画像の織り生地は、Flowers by May 237313
宝石のような魅惑的な色彩が、深い真夜中のようなインディゴカラーに映える草原の花々を、生き生きと描き出しています。ディテールの美しさが際立つこの生地は、もともとモリスの書斎に置かれていた17世紀の椅子の座面を飾っていたものです。モリス亡き後、次女のメイは「MM to EW」(May MorrisからEmery Walker へ)という献辞とともにカバー付きのクッションを作りました。「Flowers by May」には、世代を超えた友情が創造性を刺激するという物語があるのです。


こちらの画像の刺繍生地は、Daisy Embroidery 237310
鮮やかなマルチカラーが楽しい、1864年、モリス商会の初期の壁紙である「Daisy」の新しい刺繍バージョン。麻100% のベース生地に、厚みのあるステッチによるフローラルデザインが、手刺繍のようなクラフト感をもたらしています。


画像左のプリント生地は、Emery’s Willow
1874年に発表された「Willow(柳)」の背景に、遊び心あふれる泡のような形を配置しています。柳の木は、繊細に絡み合う枝と、わずかな風でも心地良くそよぐ葉を持ち、モリスが繰り返し使用したモチーフ。エメリー・ウォーカー卿の邸宅のダイニングルームに飾られていた、壁紙デザインが基になっています。画像の通り、3色展開のファブリックと、同柄の壁紙が4色のラインナップです。

画像右のプリント生地は、Borage
1883年、モリスによるデザイン。描かれている花は「ルリジサ」というハーブの一種で、蜂などの花粉を運ぶ者たちに好まれる植物。こちらは元々家具用生地として考案されたもので、精気溢れる花のパタ ーンと左右対称のデザインは、どんな家具にも生き生きとした視覚的な面白さをもたらします。エメリー・ウォーカー卿も、彼の邸宅の居間の家具用生地として使用しました。画像の通り、3色展開のファブリックと、同柄の壁紙が4色のラインナップです。


左の画像は、Bird Tapestry 237312
ペアの鳥が止まり、飛び立つ様子を交互に描いた穏やかで落ち着いたパターンです。こちらは、モリスが1878年に制作し、自身の邸宅”ケルムスコット・ハウス”の応接間に飾るために選んだタペストリーのデザインでした。美しく繊細に織り上げられたファブリックを、モリスに倣ってタペストリーのようにお部屋に掛け、モリスやウォーカー卿が生きた時代に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

右の画像、中央の壁紙は、Bird 217194
前述のBird Tapestryのデザインが、今回初めて壁紙になりました。重厚なカラーから、フレッシュなカラーまで、お部屋に合わせてお選びいただける4色展開です。


Birdタペストリーと、 Kelmscott House のドローイングルームの様子( Emery Walker による撮影)*William Morris Societyアーカイヴ資料より


こちらの壁紙は、Rambling Rose 217206
森の散歩道やコテージのガーデンに咲くイングリッシュローズを描いたもの。バラを象徴する「愛」や「純粋さ」のイメージとは相反するかのように、蔓が巻き付き、ねじれ、棘のあるバラが、迷路のような構造で描かれています。バラは、モリスの壁紙には珍しいデザインで、タペストリーや詩の中に登場することが多いモチーフです。1877 年に発表されたデザインで、今回のコレクションにて久し振りの復活となりました。
東京ショールームのパネル展示でご覧いただける、こちらのカラーを含む3色展開、壁紙のみのアイテムです。


また、こちらの画像の壁紙、Wallflowerは、1890年にモリスによってデザインされたもので、アカンサスの葉の曲線に優しく描かれたウォールフラワーがバイタリティに満ちた力強い印象を与えています。濃い点描がサーフェスプリントのテクスチャー感を表現している一方、薄色の葉模様が彫刻のような奥行きを表しています。エメリー・ウォーカー卿の居間に掛けられていた壁紙にインスパイアされており、こちらも、今回のコレクションで久し振りの復活となりました。画像の3色展開、壁紙のみのアイテムです。

ご紹介してまいりました新しいコレクション『EMERY WALKER’S HOUSE』いかがでしたでしょうか。
収録のアイテムは、モリスが最初に確立した高い技術水準を維持するために、手仕事によるタッチ、最高水準の織物やプリントの品質担保など、あらゆる努力が払われ作り出されています。

愛に満ち、創造性溢れるものだったとされるモリスやモリスの家族とウォーカー卿の関係性が垣間見えるような、 これまでコレクションに加わることのなかったデザインや、再び表現されたモリスの名作が収録された「EMERY WALKER’S HOUSE」は、すべてのインテリア愛好家にフレッシュで新たな気づきを与えてくれる、 世界中のモリスファン待望のコレクションです。

美しいデザインに目を奪われ、背景にあるストーリーに思いを馳せる、奥深いモリスの世界をどうぞお楽しみください!
もっと詳しくお知りになりたい方は・・・

Emery Walker’s House HP
エメリー・ウォーカーズ・ハウスのホームページで、実際のお部屋の中の様子もご覧いただく事ができます。*一部画像をこちらからお借りしています。

MORRIS WORLD.JP
ウィリアム・モリスのタイムレスなデザインと「美しい暮らし」のための情報をお届けすることをコンセプトとしたサイトです。

モリスワールド メンバーシッププログラム
お客様に特別な体験をお楽しみいただくための会員制度です。さまざまな会員特典をご用意しております。ぜひご入会ください。

New!!『RUBELLI-RETURN TO ARCADIA by Luke Edward Hall』ディスプレイ

2023.02.28 / tokyo

週1回、エントランスに飾る生花を選びに、ショールーム近くのお花屋さんに行くのですが、チューリップやアネモネなど色とりどりの春の花が並ぶようになり、風が冷たいながらも春の気配を感じます。

今回は、ヨーロッパにある最高級エディターの中で最も古い歴史のある会社のひとつ、イタリアのRUBELLI(ルベリ)のコレクションをご紹介します。

1889年ヴェネチアに創設されたルベリは、世界トップレベルの自社工場を保有しており、デザインから生産、販売まで一貫した体制で行っています。世界中から集められた4000を超える貴重なアーカイブ資料を創造源に生まれるインテリアファブリックは、各国の著名な劇場やホテルにも多く取り入れられています。

今回ご紹介するコレクションは、このルベリと”新進のデザインスター”と評されるルーク・エドワード・ホールによるコラボレートコレクション『RETURN TO ARCADIA by Luke Edward Hall』です。

Luke Edward Hall(1989~)
世界中の企業に独自のスタイルを提供する、イギリスの若きアーティスト兼デザイナー。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで教育を受け、ベン・ペントリース*の会社で働いた後、2015 年ロンドンに自身のスタジオを設立。バーバリーやリバティをはじめ、ディプティックやリチャード・ジノリなど、そのデザインワークは多岐に渡る。彼は、インスタグラムに、国内外を旅した写真と仕事やインスピレーションの画像を、分けることなく一緒に投稿し、友人と美的感覚を共有するツールとして愛用していたが、結果それがビジネスツールともなっており、企業はインスタグラムを通じて彼を見つけることが多いという。

*ベン・ペントリース…イギリスの建築デザイナー。
Morris&Co.とのコラボレーションで人気を博すコレクション『THE QUEEN SQUARE(2020AW)』『THE CORNUBIA(2022SS)』を手掛けており、こちらのブログでもご紹介しています。

それでは東京ショールーム、ルベリコーナーのディスプレイをご紹介していきましょう!

コレクション名『RETURN TO ARCADIA』にある、ARCADIAとは、ギリシャ南部、ペロポネソス半島の中央部の高原地帯。高い山や峡谷により他から孤立し、古代ギリシャでは”理想郷”とされ、17世紀の絵画や文芸などに影響を与えました。そしてルークもまた影響を受け、彼によって表現された理想郷が広がります。

それではまずカーテンから。
画像右側は、Ribbon Bouquet 30508-03
華やかなブーケと躍動感のあるリボンがとても立体的に見えますが、実はコットン&リネンのプリント生地です。こちらはルベリが保有するアーカイブデザインで、オリジナルは織り生地ですが特殊なプリント技術により、このような立体感が再現されています。ルークはいつも古い花柄の生地に惹かれるそうですが、古い色は彼の目には少しくすんで見えることがあると。そこで今回は背景をピーチやラベンダーにアップデート、程よい甘さを加えたものになっています。

画像左側は、Chain Stripe 30503-01
ロンドンの美術館で見つけた19世紀初頭の壁紙の断片からインスピレーションを得た、鎖がモチーフのストライプ。生地巾320㎝の広巾のタフタで、ヨコ使いにした際にタテストライプとなります。滑らかでドレープ性が良く、防炎品のため、高層マンションやコントラクトユースにも対応可能です。

こちらは、Gothic Folly 30509-01
ルークのお気に入りである、イングランド南西部グロスターシャーのペインズウィック・ロココ庭園にあるフォリー(公園の塔、遊園地のお城など、景観のアクセントとしてつくられる建造物)をモチーフに、城壁やゴシックのモチーフをスケッチしたもの。

夏の暑い日、民家の屋根が城壁のようになっているのに気づき、すぐにこのデザインが 目の前に現れたそう。目に留まったものから、こうして次々デザインが生み出されていくのですね。


カーテン上部はハトメ仕様となっており、その下にあしらったタイのジム・トンプソンのボーダー、Duquette Valancia Border JT030056004もまたユニークなデザインで、城壁の形ともリンクしています。

そしてこちらはリバーシブルの間仕切りカーテンとなっており反対側は、Quatrefoil 30510-04


Quatrefoilは、四つ葉模様を意味し、ゴシック建築やイスラム建築に見られる葉型模様「foil」の一種。
ルークの審美眼的ヒーローの一人であるフランスのデザイナー、故エミリオ・テリーのカーペットデザインからインスピレーションを得て描いた、幾何学的な形が交錯するスケッチで、とても遊び心のあるコットンプリントです。
お揃いのクッションには、国内在庫品SATELLITE-OMBRÉのサテン生地、メイサ9にてたっぷりとギャザーを寄せたフリルを付けてよりエレガントに。


カーテンの両端にはジム・トンプソンのトリム、Duquette Polka Dot Tape JT030055002をあしらってリズミカルなアクセントに。


また、こちらは、Antinous 30500-03にて作成したテーブルランナーです。モチーフは、ローマ皇帝ハドリアヌスの寵愛を受けたギリシャ人アンティノウスの肖像画。ルークはいつも古代ギリシャ・ローマの世界の人物に惹かれていて、このアンティノウスの物語は、悲しいことに最後はかなり悲劇的ですが、素晴らしいものであり、その美しさで知られるアンティノウスは、永遠に魅力的なキャラクターであり続けるだろう、と彼は言っています。


両端に付けたフランスのHOULESのキータッセル、PALLADIO35186-9720は、ハトメ穴に通してくぐらせており、メンテナンス時のために着脱可能な作りといたしました。


左の画像の生地、Rousham 30507-02に見られる、アルカディアン・ガーデンのスケッチは、イングランド南東部オックスフォードシャーの素晴らしいルーシャム・ハウス&ガーデンに触発されたものです。この庭園は、彼の家の近くの田園地帯にあるため何度も訪れている場所。グロット(洞窟)やプール、崩れかけた彫像など、神秘的で古代の雰囲気を感じさせる風景は、まさに”古典的な楽園”と言えるでしょう。リネンとコットンの地にプリントされたスケッチは彼の筆遣いがそのまま見て取れる作品のひとつです。

右の画像の生地は、Lyres 30501-01。古代ギリシャの古典的な竪琴リラのスケッチ。クラシックの世界の柔らかな音楽が、夏の柔らかな風に揺られながら聞こえてきそうなリラの姿。ベースの光沢感とラインのマットな質感がコントラストを奏でるランパス織です。


画像左の生地は、Dappled Brick 30505-01
生地の名前は「まだらなレンガ」を意味しますが、目の錯覚により、レンガが立体的に見えます。ルークが以前本で見た、ペイントされたバスルームにインスパイアされた、珍しくも大胆な作品です。

画像右の生地は、Wobble Grid 30506-02
Wobbleとは「揺れる、よろめく」の意味 。チェックを再考したもので、フォーマルでなく、より自由で楽しいチェック柄。 彼は古い更紗や色あせたストライプが好きですが、幾何学模様も大好きで、特にこのような大胆な柄は1970年代の雰囲気を醸し出しています。

最後に、ルークが今回のコラボレーションに寄せたメッセージをご紹介します。
「私が部屋をデザインするとき、最も重要な要素のひとつがファブリックのミックスであり、このアイデアがルベリとのコレクションの出発点でした。ストライプや花柄、幾何学模様、小さな柄や大きな柄など、私の好きな種類の生地がコレクションを構成しています。」 
彼の言葉の通り、様々な要素がぎゅっと詰まったコレクション、柄と柄をミックスで使ってもマッチし、ひとつだけ取り入れても存在感を放つアイテムばかりです。

☆Luke Edward Hall初来日レポート☆

先日ルークが初来日、ライブペインティングのイベントが開催されると聞き、もちろん行ってまいりました!トレードマークの風に吹かれたようなヘアスタイルを時々掻き上げながら、30分ほどでサラサラサラっと2枚の絵に色付けしていくその軽やかな筆使いと、思いのままにキャンバスが彩られていく様子を見学できる大変貴重な機会でした。写真撮影やサインにも快く応じてくれて、終始和やかでhappyな雰囲気に包まれていました。


また、数日間に渡る滞在の中で、彼のインスピレーションの引き出しに”日本”が追加されたはず。いつか彼のデザインの中でアウトプットされるのを楽しみにしています。

NEWモリス!

2021.02.27 / osaka

今シーズンのWilliam Morris(ウィリアム・モリス)は、
英国の著名な建築家であり、インテリアデザイナーでもある
ベン・ペントリース氏とのコラボレーションコレクションとなっております。

彼のユニークな色彩感覚によって生み出された、モリスの
新しいカラーデザインのファブリックと壁紙がラインアップ。
従来にはなかった鮮やかな色使いで、新たなモリスの魅力が引き出されました。

既存のモリスの生地と一緒に並べてみました。
どちらが新しいデザインか分かりますでしょうか?

◆ウイローボウ

左(既存):ウィローボウ2 右(新作):Willow Bough 226842

フレッシュなブルーの地に描かれる柳の葉は、
晴天の日に風でなびく柳の姿が鮮やかに想い起こされます。


ソファの張地にも。白の壁にフレッシュなカラーが映えて素敵です。

◆ヴァイン

左(既存):ヴァイン1 右(新作):Vine 226852

既存のヴァインがヴィンテージライクな落ち着いたカラーリングなのに対し、
新作はブドウの実と葉の豊かさが鮮やかなコントラストで表現され
個性的でよりエネルギッシュな生命力を感じます。

◆クリサンティマム

左(既存):Chrysanthemum PR7612-7 右(新作):Chrysanthemum 226855

鮮やかなターコイズとコーラル、そしてピンクと少しくすんだオリーブの色が
絶妙なバランスで配色され、より一層華やかさでオリエンタルな雰囲気に。


イメージショットはすべてペントリース氏のご自宅で撮影されたそうです。
家具やアート、調度品など、ヴィンテージと新しいものを組み合わせてコーディネートされていて
とても素敵です。ぜひコーディネートのご参考にしてみてください。
他の写真はこちらからご覧いただけます。

最後に壁紙もご紹介いたします。
◆ブラックトーン

左(既存):Blackthorn 216857 右(新作):Blackthorn 216962

オリジナルよりもビビットな色使いで、見慣れたデザインも新鮮に映りますね。

Pure Morrisに続き、新しいモリスの世界を体感できるコレクションです。
ショールームにはハンガーサンプルも入荷しておりますので、
ぜひ実際の生地や壁紙の色や風合いをお確かめください。

 

HARLEQUIN ☆キッズコレクション☆

2021.02.22 / tokyo

洗練された中に、遊び心があるデザインで世界の人々から愛されている英国ブランド『HARLEQUIN』(ハーレクイン)より、待望のキッズコレクション『BOOK OF LITTLE TREASURES』が発売されました!

毎回人気のこのコレクション、今回も1冊の見本帳に生地と壁紙の両方が収録されており、お部屋をトータルで明るく楽しくコーディネートすることができます。

例えば、こんな組合せで。。。

BOOK OF LITTLE TREASURES

女の子がダンスをしたり、ポーズをとったり。リズミカルで楽しい雰囲気の生地に、どれを履いて出かけようか、わくわくしてきそうなシューズを並べたデザインの壁紙を合わせて!

BOOK OF LITTLE TREASURES

銀河の中をきらめく星や惑星を描いたダイナミックな壁紙に、飛び立つスペースシャトルを刺繍とアップリケで表現した生地を合わせて、宇宙に夢を。。。

BOOK OF LITTLE TREASURES

街にサーカスがやってきた様子をイラストタッチで描いた壁紙に、カラフルな気球や虹色ストライプの生地を合わせて!

BOOK OF LITTLE TREASURES

東京ショールームでは、こちらのコレクションの特設コーナーを設けて展示中です。

この春、新居へのお引越しや、新入学の節目など、ご自分のお部屋を持つお子様に、お気に入りのデザインで楽しい空間をプレゼントされてはいかがでしょうか。

クッションで季節感の演出を

2021.01.09 / tokyo

2021年、新しい年の始まりを皆さまどのようにお過ごしでしたでしょうか。

「今までにない」が日常になりつつある今、必要に迫られた変化を、未来が少し加速してやってきたのだと捉えたら、案外「この方がいい」と思えることもあるのかもしれませんね。

仕事の仕方、時間の過ごし方など、生活が変化する中、身の回りの環境に目が向く機会が増え、お部屋の模様替えを考えた方も多かったのではないでしょうか。

そんな皆さまを、今年もたくさんお手伝いしていけたらと思います!

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、東京ショールームでは、ファッショナブルでコンテンポラリー、洗練されたカラーパレットと、高性能・耐久性に優れた椅子張り生地が豊富な、イギリスの『カークビー・デザイン』の新作クッションをご紹介しています。

kirkbydesign_ cushion

バラエティーに富んだテクスチャー、お部屋のアクセントとして個性豊かなデザインが揃います。こちらは既製品のシリーズで、取寄せ納期約2週間です。

kirkbydesign_ cushion2

クッションなどの小物は、季節によって使い分けることで、お部屋の雰囲気をグッとUPさせることのできる、手軽なアイテムのひとつです。

お気に入りを見つけて、少しずつプラスしていくのも楽しいですね。

一年の始まり、そして最も寒いこの季節に、つい触れてみたくなるような質感のクッションで、あたたかさをプラスしてみてはいかがでしょうか。

ラグコレクション

2020.12.14 / osaka

モダンからナチュラルまで、さまざまなシチュエーションに合わせてご使用いただける
MANASオリジナルのラグが発売になりました。

大阪ショールームでは、arflex(アルフレックス)様にご協力いただき
モダン家具とMANAS新作ラグによるリビングシーンの展示を行っております。


トープグレーのレザーソファに合わせたのは、
TRISCIA BORDER(トリシアボーダー) TB01』。
やわらかなテクスチャー感のあるカットパイルに、
光沢感のあるループパイルのボーダーラインがアクセントになっています。

シンプルでコンテンポラリーなデザインで、様々な空間に合わせていただけます。


パーソナルソファの前には、『TERRA(テラ) TR03』を。
TERRAは、海洋から集められたポリエステル素材をアップサイクリングした糸で作られています。
サスティナブルな素材を使用していながらも
まるで天然素材のようなやわらかでナチュラル感のあるテクスチャーが魅力です。
一見単色の無地に見えますが、複数の色糸を組み合わせ深みを出したカラーリングに。
ベーシックカラーのグレー、ベージュ、ブラウンのバリエーションに
アクア、テラコッタ、ディープグリーンを加えた9色展開です。

オリジナルラグの他、
ラグブランドのLIMITED EDITION(リミテッド・エディション)
ROMO(ロモ)WIND(ウィンド)のラグサンプルもご紹介しております。

12月18日(金)まで開催しておりますので、
ラグをお探しの方はぜひこの機会にお越しください。

 

『CLUB』コレクションに新作が加わりました!

2020.12.01 / tokyo

10月から新アイテムを追加し、より充実のラインナップになった『SATELLITE』シリーズ。
弊社ホームページにて、コーディネートのご紹介もしていますが、皆様ご覧いただけましたでしょうか?

今回はその中でもハイエンドライン『CLUB』の新作をご紹介いたします。

『CLUB』は1986年に発刊し、イタリアの最高級ファブリックを集めたオリジナルコレクションがはじまり。この名前と精神を引き継ぎ、満を持しての復活となりました。

今回のコンセプトも「イタリア」に由来するもの。クラシカルなデザインとモダンなスタイルの融合を、イタリアの歴史ある高いテクニックで表現しています。

東京ショールームではスワッグ&テールのバランスをプラスして、ディスプレイ中です!


それでは、ドレープ生地の新作、『リヴォルノ』をご紹介しましょう。
サテン地にメタリックなグラデーション糸を織り込んだ、先染めジャガード生地です。


写真の手前から奥に向かって、コッパー→ゴールド→シルバーへと移り変わるメタリックカラーのグラデーションが、グラフィカルなラインをより立体的に感じさせるデザイン。

シェードやベッドのヘッドボードなど、平面的にお使いいただくのもお薦めです。

こちらは同じく新作より、波打つような質感のあるオーガンジー生地、『ガラシア』とのコーディネート。

グラデーションのストライプになっており、プリーツの陰影にもより深みが増して表情豊か。
リヴォルノ』のメタリック感と相まって、一層ラグジュアリーでモダンな印象になりますね。

続いて『ラヴェンナ』は、クラシカルなモチーフとして定番人気のダマスク柄のシアー生地。
フロントシアーで一日中楽しむのもお薦めです。

お部屋の中に日差しが長く差し込むこの季節は特に、壁や床に映り込むシルエットも楽しみのひとつ。また、日が落ちてからは、顔料、箔プリントの光沢がラグジュアリーな空間を演出してくれます。

今回の新作は、この他にもデザイン性の高い印象的なシアー生地がいくつも仲間入りしました。
また、全点防炎対応(後防炎含む)なので、マンションなど防炎物件を含め幅広くお使いいただけます。

他のコレクションとの組み合わせもぜひお楽しみください。

新作『モナ』を使った2つのコーディネート

2020.11.16 / osaka

10月から新アイテムを追加し、
バージョンアップしたSATELLITEシリーズ。

今回はOMBRÉより、新作『モナ』を使った
2つのコーディネートをご紹介いたします。

リネン調のざっくりとしたシアー地の裾部分と中央部分に、
コットン調の太目の糸で草花柄がたっぷりと刺繍されたモナ。

エレガントなデザインでありながらも、ナチュラル感とハンドクラフト感があり、
トレンドの「自然」や「手仕事感」を感じられるデザインとなっております。

柄の高さが裾から144.5㎝あるので、掃き出し窓を華やかに彩ります。
透け感は抑えめなので、外からの視線が気になる場合でもおすすめです。

ショールームでは、ベージュ色の『モナ163』に
光沢感と立体感のあるドレープ『ティントレット14』を合わせました。

一見意外な組み合わせですが、ティントレットの羽が重なり合うようなモチーフと、
モナの花柄の曲線的なラインがマッチして、とても上品な雰囲気に。
ベージュ系のワントーンコーディネートにすることで、
それぞれのデザインの立体感や質感がより際立っているようにも感じられます。

もう一色、ホワイトの『モナ900』はベッドスプレッドに。
ベッドの足元に裾柄のデザインを活かして仕立てました。

サテン地『メイサ10』のベッドスプレッドをもう1枚下に合わせ、
ほんのりピンクの色が透けて見えるように。
今回はよりフェミニンさが感じられるカラーにしましたが、
ティファニーブルー(メイサ11)で爽やかにしても、グレー系(メイサ6)で少しシックに合わせても素敵だと思います。

カーテンやクッションには、アラビアンタイル柄の『カリスト207』を合わせ、
上質感と艶めきをプラスしています。

ショールームでは、カーテンだけでなく
こうしたベッド周りのファブリックのご提案もさせていただいておりますので、
ぜひお気軽にご相談くださいね。

※ただいまショールームはご予約制となっております。
ご予約はこちらからお申込みいただくか、ショールームまでお電話ください。
大阪ショールーム TEL:06-6251-1970

モールディングを取り付けてみました!

2020.09.20 / tokyo

さて、今回は東京ショールームのモールディング取付講座のお時間です。
前回のブログでご紹介しました、MATTHEW WILLIAMSON(マシュー・ウィリアムソン)
パノラミック壁紙 「Tiger Grove」用に合わせて、
スタッフ自ら取り付けた様子をリポートします。

使用するモールディングは弊社取扱いのベルギーのブランド、ORAC(オラク)の商材です。

まずは、貼付ける箇所にマスキングテープでマーキングします。
今回は追加で設置することもあり、既存の壁紙の上から施工します。

本来は壁紙を貼る前の下地の状態でモールディングを取り付けるのですが、
モールディング自体に負荷が掛かる場合や、
大きい部材の場合は、自重で剥がれる危険があるため
必ず下地の状態で取り付けてくださいね。

次にモールディングを枠内に収まる様カットします。
ORACのモールディングの素材は高密度ポリウレタンのため、
垂直に切るだけであればのこぎりなどで簡単に加工できます。
原料を型に流し込んで成型するため、
繊細で美しい模様が揃っているのも、ORACの魅力のひとつです。

部材をカットし終えたら、早速壁に貼っていきましょう。
貼り付けには専用の接着剤を使います。

コーナー用の部材を貼り付けたところで、柄の向きが合わないことが発覚っ!
こちらの写真は、慌てて縦のパーツを貼りなおしているところです(笑)

モールディングのデザインによっては、上下の柄向きが決まっています。
これは実際に自らの手で作業をしなければ、分かりませんでした。
D.I.Y.で大切なのは、
接着剤で貼り合わせる前は、必ずシミュレーションをすること!!
(基本中のキホンですね)

さて、縦軸のパーツを貼り終わりました。
今回は左右の側面を先に貼り付け、
上下の部材は、長さを調整しながら貼り付ける作戦です。
傾斜が目立ちやすい側面を優先して貼っていくと、きれいに仕上がりますよ。


これでモールディングの貼り付け作業は完成です!

ジョイント部の隙間や、傷が出来た場合は、
専用の充填剤で補修して、約一日乾燥させます。


接着剤が乾いたら、最後の仕上げ。塗装です。
塗料には市販のアクリル系の塗料をお使いいただけます。
今回は既に取り付けているモールディングの色と同じ、マットなホワイトです。

写真は、塗装した最後のデコレーションパーツを貼り付けるショールームスタッフです。
正に画竜点睛ともいえる仕上げの作業をする二人。
今、後ろから声を掛けたら 睨まれそうですね…


完成!!
塗装が乾燥すると、まるで石膏で作られたような高級感のある仕上がりになりました。

最後に、モールディングの枠に合わせて壁紙を施工してもらいます。

 

モールディングの額縁で縁取られた壁紙は、
まるで巨大な一枚絵を展示しているかのよう。
額縁の中に一歩足を踏み込んだら、常夏のジャングルに迷い込んでしまいそうな
迫力あるパネル壁紙が完成しました。

ORAC(オラク)では、今回ご紹介しました壁面の額縁だけでなく、
クラシックからモダンまで、廻り縁や腰壁、間接照明用の部材など、
多種多様なデザインを展開しています。
ぜひこれらのデコレーションパーツから
あなたの空間をより豊かにするヒントを見つけてみてくださいね!

◇今回使用した商品詳細はコチラ
腰壁用モールディング: P1020
P1020用コーナー材: P101A
内装用専用接着剤
ジョイント部 充填剤

◇その他のORACの商材検索はInterior Libraryをご活用ください!