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2021年11月のブログ一覧

New!!『ÉLITIS』&『WIND』ディスプレイ

2021.11.15 / tokyo

小春日和が続きますが、日増しに朝晩冷え込むようになり、紅葉の便りも耳にするようになってきました。制限の緩和も進み、行楽も楽しみたいですね。

コロナ渦を経て、私たちの生活には様々な変化がありました。お仕事がテレワークになり、自然に恵まれた地域に移住する方も増えていると聞きますし、アウトドアではキャンプやグランピングなどを楽しんだり、インドアではナチュラルテイストのインテリアを楽しんだり。

また昨今、環境に配慮する取り組みも加速するなか、自然に対する関心度も高まっているように感じられます。

ショールームへご来場されるお客様のなかでも、コットンやリネンなどの自然素材の風合いや、ナチュラルカラーがお好みの方も少なくありません。

そんな皆様に、ぜひご覧いただきたい東京ショールームの新たなディスプレイのテーマは、『ナチュラル・ラグジュアリー』
フランスのÉLITIS(エリティス)とベルギーのWIND(ウインド)の新作ファブリックを中心に選りすぐりのアイテムを展示しています。

まずは、画像の向かって右側 ÉLITIS からご紹介いたしましょう。

フレッシュで、クリエイティブで、ファッショナブル。
「他と違う存在」であり続ける、独自性にあふれ時代の先を見つめる商材は、新しいものに敏感な世界中のデザイナー達の関心を常に集めています。

今期の新作コレクションのひとつ『EXPRESSION』は、マテリアルとクラフトマンシップが融合し、アートを集めたようなコレクションになっています。

こちらは「Recontre
フランス語で「出会う」「合流する」といった意味を持つドレープ生地です。まさに、陰影をつけて描かれたラインが出合い、交差し合うようなデザイン。模様を描き出す糸にはボリュームがあって柔らかいモール糸が使われており、立体感と心地良い手触りでとてもリラックス感のあるアイテムです。

こちらは「Infini
フランス語で「無限」を意味する名前の付いた生地です。この無限に広がる渦巻き模様、切り株の年輪や、水面に広がる波紋のようにも見えませんか?鈍い光沢のある刺繍糸に光が当たると、重なり合う模様により奥行きが感じられますね。そして、こんなに隙間なく繊細な刺繍が施されているのにもかかわらず、とっても柔らかいのです。

こちらは「Vision
リネン100%の広巾レース生地です。平織という最もシンプルな織物の特性を活かし、色糸を織り込むことで大きな市松模様を描き出しています。織り込む糸の量によって、透け感や色の濃淡といった表情が生まれ、また、フリンジ状に残してカットされた糸が、より一層デザインに動きとユニークさを与えています。

続いて、最初のディスプレイ画像の向かって左側 WIND をご紹介いたします。

ベルギーを本拠地として60年以上の歴史を持つファブリックブランド。ユニークなテクスチャーを持つファブリックが特徴的で、多彩なラインナップ、トレンドカラーが揃い、ナチュラルテイストのバリエーションも豊富です。

こちらは早速そのテクスチャー感が特徴的なレース生地「Kirindy
前述の「Vision」(ÉLITIS)は、ベース生地の表面に糸の切り口がある「フロントカット」。それに対し、こちらは糸の切り口がベース生地の裏面にある「バックカット」で、動きのあるフリンジがベース生地から透けて見える作りになっています。

続いて左側の画像「Douglas」は、小さなループ状の糸が使われている広巾ケースメント生地。生地の方向を問わずタテ使いにもヨコ使いにもできるので、タテに剥ぎ合せてお使いいただければ、高さのある窓にも対応可能です。

そして右側の画像「Titanium」は、太さの異なる糸が緻密に織り込まれ、ランダムな表情がナチュラルでモダンな雰囲気を醸し出しています。

こちらの2つのアイテムは、いずれも難燃糸で作られているので、高層マンションやコントラクト物件にも幅広くお使いいただくことができます。

また、先にご紹介したÉLITIS の3アイテムには、リネンやコットンなどの自然素材が含まれているのに対し、後にご紹介した WIND の3アイテムは、色味や素材感はナチュラルテイストに見えますが、いずれもポリエステル素材を使って、自然素材を模して作られています。
東京ショールームへお越しの際には、ぜひお手に取って比較してみてください。

さて、最後にエリティスの新作コレクション『ARCHIUTOPIA』についてご紹介しましょう。

ミラノにあるデザインスタジオ、Studiopepeとのコラボレーションにより誕生したコレクションで、建築物からインスピレーションを受けた直線での表現と、彼女たちのデザインへの実験的なアプローチとの融合から、幻想的な世界観が体現されています。

【 Studiopepe 】
2006年、ARIANNNA・LELLI・MAMIとCHIARA・DI・PINTOによりミラノに設立。ホテル、ブティックから個人邸まで、幅広いジャンルのインテリアデザイン、アートギャラリーの設計・展示デザイン、ファッションブランドのコンセプトクリエイトなど数多くを手掛けています。

こちらのコレクションより「Eutropia」 と「Argia」を表裏柄違いでクッションに仕立ててみました。

今回ご紹介したコレクションの他にも、織の技術を駆使し、リネン・ジュート・ウールなどの天然素材が持つ美しさを最大限に表現した『HORIZON』コレクションなども発表されており、ご紹介したカーテンに合わせてクッションや椅子張地として最適なアイテムが多数揃います。

ただありのままの天然ということに留まらず、最先端の高度なテクニックとクラフトマンシップ、そしてデザインの力によって生み出された、ナチュラルかつラグジュアリーなファブリックで、安らぎや癒しを感じる空間をぜひお楽しみください。

★『WIND』の新作ファブリックを、東京ショールームのInstagramアカウントでもご紹介しています。ぜひ、あわせてチェックしてみてください!
https://www.instagram.com/p/CWNnxCXPpxM/