海外レポート イタリア編Vol.1
毎年4月にイタリアミラノで開催されるミラノサローネ。
今日のブログはいつもと趣向を変えて、先月現地へ赴き視察してきたスタッフからのレポートをお送りしたいと思います。今回は写真もたっぷりのロングバージョンでお届けいたします。どうぞ最後までお楽しみ下さいませ。
では、ここから筆者交代します。
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今回、弊社が企画した「ミラノサローネとRUBELLIの故郷(ベニス)を巡る8日間」というツアーに同行しましたので少しご報告いたしますね。
まず、ミラノサローネ、皆様ご存知のとおり世界最大の家具見本市で、50年目を迎える今年は期間中6日間で約32万人が訪れたとのこと。
メインのフィエラ会場では、照明とオフィス家具の見本市も同時に開催されていました。あわせて、ミラノ市内のいろんなところで関連イベントが盛りだくさん!とにかく、この1週間は街中デザインのお祭りなのです。
その中でも、まずフィエラ会場で私たち「マナトレーディング」に関係したところをご紹介します。
(日本での家具のお取り扱いは、マナトレーディングではありませんのでご注意下さい。但し、椅子の張地に使用されているファブリックスの一部は、ショールームでご覧頂けます。)
「DONGHIA」ドンギア
アメリカの家具メーカーで、現在はRUBELLI(ルベリ)の資本がはいっているため、家具に使われる生地はすべてルベリのもの。「リッチ感と男性的なあたたかさ」を基本としているとの説明。ヴェネチアンガラスのシャンデリアも含めシックで高級感漂っています。
「CASAMILANO」カーサミラノ
ここは今回、新作の張地からディスプレイまですべてSAHCO(サコ)の生地が使われていました。ソファや椅子に張ったものを見ると、今までとは違う顔が見えたり・・・新鮮でした。
ドイツのサコのスタッフも応援に来ていました。
「KINNASAND」シナサンド
もともとスウェーデンのファブリックブランドで、北欧モダンのシンプルさが素敵です。フラットな状態で吊っただけで表情が出ます。今回は、トレンドカラーのブルーが品よく使われ印象的でした。
ラグの新作は柄ものが紹介されていました。
「LIMITED EDITION」リミテッド・エディション
ベルギーのラグブランド。上質な素材で表現される色・デザインは注目の的です。お洋服と一緒にハンガーに吊っている展示の仕方・大きな木の扉も個性的。
今回、展示ブースや市内のいろいろなところで日本を応援するポスターなどが見られ胸が熱くなりました。
インテルの長友選手や、インテリアデザインでも日本の若手デザイナーの活躍はめざましく、そういったこともあり一段と身近に感じていてくれるのかもしれません。
普段はあまり思いませんが海外に出ると、日本人であることに誇りを感じます。
お伝えしたいことはたくさんあるのですが・・・
私がとった画像は1週間で約900枚・・・長くなってしまいますので今回はここまでに。
次回は、サローネで感じたことやミラノ市内のイベントの様子などをお伝えしますね。
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ということで、また次回の海外レポートの更新をお楽しみに。