MANAS TRADING

2017年05月のブログ一覧

フランス発・日本的デザイン!?

2017.05.31 / osaka

こちらのシャンデリアの壁紙に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

接客テーブルの奥で輝きを放っていた人気の壁紙ですが、先日ELITIS(エリティス)の新作に貼り替えました。


Terra promessa VP 854 01

壁紙のイメージに合わせ、四方を囲むモールディングもダークグリーンに塗装し直し、
“西洋”から一気に“日本”の風を感じる空間に様変わりいたしました。
水墨画のような竹柄のデザインは、和室はもちろんモダンな洋室に合わせていただいても素敵だと思います。

他にもイエローとパープルのコントラストが鮮やかな、エリティスらしいカラーバリエーションが揃っております。

Terra promessa VP 854 02 (Talamoneコレクションより)

さらに新作の壁紙を使い、パネルを作製いたしました。

Contes de pluie et de lune RM 222 49 (Washiコレクションより)

こちらも日本からインスピレーションを受けたデザインです。
藍色に白のプリントで雲海が表現されていますが、実は藍色の下には凹凸のあるゴールドがベースになっており、白のドットの一部からそのゴールドが光って見えるというかなり凝った作りになっております。
写真ではお伝えするのが難しく、ぜひ実際にショールームでご覧になってみてください。

もう一つのパネルは、三面それぞれに別々の壁紙を貼りました。

左:Cascade  RM 868 02 (Peaceコレクションより)
中:Bénarès RM 872 57 (Kaliコレクションより)
右:Bitibiti RM 673 06 (Océaniaコレクションより)

左にはエリティスお得意の、ポリウレタンを使った3D壁紙を
中央にはインドの伝統衣装サリーの糸を解いて織り上げたものを
右には染めたココナッツの葉の繊維と紙を使ってボーダーを表現したものを
それぞれ使用しています。

ELITISの壁紙は、既存の壁紙の概念を覆すような“素材”や“技術”を使った、クリエイティブなものが沢山ございます。
残念ながら、F☆☆☆☆の取得がないため日本では壁紙として使用できないものもありますが、このようにパネルなどにしていただくことで、アートのようにお楽しみいただくことができます。

エリティスのホームページでは、美しい施工例の数々がご覧いただけます。
世界各地のトップデザイナーたちが創る空間で、エリティスの商材がどのような使われ方をしているのかぜひご覧ください。

生活の中のアートな装飾

2017.05.30 / nagoya

お待たせいたしました。
前回のブログでご紹介しましたセミナーのご案内です。

6月27日(火)、名古屋ショールームでは『生活の中のアートな装飾』をテーマに、テーブルコーディネーター&ギャラリストとしてご活躍されている都木早苗(タカギサナエ)さんにお話しいただきます。

これまで都木さんご自身が綴られてきた過去のブログからも、様々なものへの確かな審美眼と洗練された感性が感じられるのですが、そうして都木さんのもとに集まったものから作り出される世界観がまた私たちの心を惹きつけます。
冒頭の写真の額装には、PURE MORRIS(ピュア モリス)の「Pure Strawberry thief 」の生地が使われています。
今回のセミナーではどんな世界観をご紹介いただけるのでしょうか。是非当日のお楽しみに。
皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時 : 6月27日(火) 13 : 30 ~ 15 : 00
会場 : マナトレーディング名古屋ショールーム
参加費 : ¥3,000(ラ・メゾン・デ・レギューム特製小菓子付)
※セミナー当日受付にてお支払ください(カード不可、現金のみ)

お申込み方法 : お名前、ご住所、電話番号をご記入の上、
メール(info.nagoya@manas.co.jp)又はFAX(052-238-6880)にてお申込みください。

お申込み締切 : 6月16日(金)まで
※キャンセルの場合は6/20(火)までにご連絡ください。

【プロフィール】
アトリエ・イリヤ・スロー代表 都木(たかぎ)早苗
「コーディネーションアカデミージャパン」ホテルニューオータニ東京校で
空間・環境デザイナー、秋篠野安生に師事。アシスタントを経て、2003年にテーブルコーディネーターとして名古屋で活動を始める。
2013年ギャラリー「ラ・メゾン・デ・レギューム」をオープンさせ、
ギャラリストとして活動。2015年より「日本文化と室礼」のセミナー開講。
ラ・メゾン・デ・レギュームHP : http://www.lamaisondeslegumes.com/
※現在は上記のHPをメインに発信されております。

6月のお楽しみ

2017.05.27 / nagoya

とても気持ちの良い季節になりましたね。
ショールーム近くにあるセントラルパークの樹々も青々と茂っています。

名古屋ショールームでは、6月の梅雨の季節のお楽しみとしてセミナーを計画しております。

セミナーでお話しして頂くのは、名古屋市内に在住のテーブルコーディネーター&ギャラリストの都木早苗(タカギ サナエ)さん。

都木さんとは2015年に都木さんが営むカフェ&ギャラリーで“ART DE VIVRE 「絵画のような布」展”をコラボ企画として開催したご縁がございます。

当時、開催に向けてMANASの生地を選ぶところから始まり、テーブルクロスやティーコゼーなど様々なものを製作しディスプレイして下さいました。都木さんの洗練された感性が随所にみられる素敵な展示になりました。
この企画展を通して、私達スタッフも生地の可能性の広がりにとても多くのことを学ぶきっかけを頂きました。
当時の企画展の様子はこちらのブログでご紹介しておりますので、是非ご覧くださいませ。

そして、2017年の6月、私達も待望していた都木さんによるセミナーがショールームで実現する運びとなりました。
セミナーのテーマは『生活の中のアートな装飾』。また詳しい内容は後日のブロでご案内したいと思います。

こうしている今も都木さんの方では、既にいろいろとアレンジをして下さっています。
もしよろしければ、都木さんのHPも併せてご覧くださいませ。
ラ・メゾン・デ・レギューム

ルベリ担当者“イチオシアイテム”

2017.05.25 / osaka

イタリアから、RUBELLI(ルベリ)のエクスポートマネージャー、ファブリッチオ・パオリーニ氏が来日しました。(昨年のブログにもご登場されています。)
その際今年の新作で特に好きな生地はどれかを尋ねてみると、『TAIDAI』と『TATAMI』を選ばれました。

左から TATAMITAIDAI

TAIDAIは、日本の絞り染めにインスピレーションを得て作られた生地で、ドットの部分が立体的に表現されています。
マットなベースにキラッと光るドットが素敵で、控えめながらも存在感のある生地です。
ファブリッチオ氏がおっしゃるには、構想から完成に至るまでには数年を要したとのこと。
間近で見ると絞りの凹凸感が織りで見事に表現されており、こちらを選ばれたのにも頷けます。


ルベリのマガログでは、TAIDAIをソファの座面に使用した写真が掲載されています。
縦と横の異なる太さのストライプが交差したデザインのMETROPOLISと組み合わせ、モードな雰囲気に。

もう一つのTATAMIはカーテンにしても椅子張りにしても美しい生地で、名前の通り“畳”からヒントを得て作られています。
7色の異なる糸、それもマットな糸と光沢のある糸で織られており、美しい色のグラデーションをお楽しみいただけます。

 

また、ファブリッチオ氏ご愛用のアイテムも特別に教えていただきました。
最近ご自宅のソファを、『PLUTONE』のグレーに張り替えられたのだそうです。

シンプルで温かみのある質感が気に入られているとのこと。

そしてソファの上には、DOMINIQUE Kiffer(ドミニク・キーファー)の『MAQUILLAGE 』で作ったクッションを置かれているそうです。

アクセントにもなるお洒落なワインレッドの生地は、ベルベットで肌触りも良くクッションに最適です。

さすがファブリッチオさん!思わず真似したくなってしまうような素敵なコーディネートです。
皆さまもご参考になさってみてはいかがでしょうか。

RUBELLI2017コレクション

2017.05.08 / osaka

あたたかな日差しと爽やかな風が心地良い季節となりました。
ショールームディスプレイの衣替えも、ほぼ完成を迎えております。

今回はRUBELLI(ルベリ)の新作ディスプレイをご紹介いたします。


左:Sanandaj 30201-05
右:Roi Soleil 30212-05
ピーコックグリーンとグリーンの鮮やかなカラーが印象的な2つのドレープを組み合わせました。
クラシカルで重厚感のある、まさにルベリならではのデザインとなっております。
間近でご覧いただくと、糸の密度が非常に高いことがお分かりいただけます。
これだけ華やかな生地ですので、タペストリーにしていただいても綺麗だと思います。


左:Salome 30206-02
右:Giuditta 30207-01
ゴールドのスパンコールと刺繍をあしらったレースは
ドット状のものと、全体にスパンコールが散りばめられたものと2種類ございます。
  

ルベリのマガログには、ストッキングに見立てた写真も。

ハイヒールに使われているイチゴ柄の生地は
実は、ある映画で衣装として使われた生地と同じデザインなのです。


Marie Antoinette 30209-01
その映画とは、アカデミー賞衣装デザイン賞も受賞した『マリー・アントワネット』です。映画で登場する衣装の生地の一部は、ルベリが手掛けたものです。当時の豪華絢爛な生地を再現できるのも、自社工場を持つヨーロッパでも最高峰のファブリックメーカーだからこそ。
映画をご覧になる機会がありましたら、ぜひ衣装にもご注目になってみてください。

ルベリの2017年新作コレクションからは、壁紙コレクションも発売されています。
上品な光沢感が美しく、モダンな地模様柄が揃っておりますので
様々なインテリア空間に合わせていただきやすいコレクションとなっております。

ルベリのディスプレイは、東京名古屋ショールームでも覧いただけます。
それぞれのブログでもご紹介していますので、美しいコレクションをぜひご堪能ください。

5月の臨時休業のお知らせ

2017.05.06 / tokyo

東京ショールームでのイベント開催に伴いまして
営業時間を変更させていただきます。

2017年5月10日(水) 終日臨時休業

大変ご迷惑をおかけ致します。
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。


PURE MORRIS より

現在東京ショールームでは、
マダムキッコ「テーブルアートとファブリックの世界 ~PURE MORRIS~」を開催しております。
展示期間:2017年5月1日(月)~5月14日(日)

皆様のご来場心よりお待ち致しております。