MANAS TRADING

2018年11月のブログ一覧

目白押し

2018.11.30 / nagoya

2018年も残すところあとひと月。日々が駆け抜けるような季節柄ですが、このタイミングにぜひお知らせしたい情報が目白押しな12月~1月。そこでこの場をお借りしてこちらのブログでもご案内したいと思います。

その1)2019 モリスカレンダーは各ショールームで絶賛販売中です!
今回のモリスカレンダーには毎日が待ち遠しくなるような、モリスファンの心をくすぐるお楽しみ企画も盛り込まれています。詳細はInstagramのほうでチェックくださいね。


その2
manas information(通称マナ通信)Vol .56 各ショールームにて配布中です!

2018年の秋には新しいオリジナルコレクション、SATELLITE」(サテライト)が発表されました。
今年で35年目を迎えたMANAS。新しい一歩への挑戦と情熱がつまったサテライト特集号です。
ファブリックの「今」も感じていただける一冊。ぜひお手に取っていただけたらと思います。
※遠方などでご来場いただけない方もこちらのページでご覧いただけますよ。

その3「ウィリアム・モリスと飾るお雛様」開催(2018年12月12日~15日@名古屋)

前回のブログでご案内いたしました名古屋ショールームイベントです。この期間だけ特別にお雛様を展示いたします。お近くにお出掛けの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。お待ちしております。

その4)2019年1月2日から「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が名古屋で始まります!

2018年夏、群馬を皮切りに全国で巡回しているモリスの企画展が遂に名古屋の松坂屋美術館で始まります。
会期は1月2日(水)~2月17日(日)まで。詳細は今後HPのニュースのほうで更新予定です。
ぜひこの機会をお見逃しないよう、今から1月、2月のご予定をご確認くださいね。
群馬や大阪で行われた壁紙展の様子はこちらのブログでもご紹介しております。(東京ブログ大阪ブログ

その5年末年始は12月29日~1月6日まで休館となります。そして1月からは営業時間が変わります
1月からはAM10:00~PM 6:00(営業時間は全ショールーム共通です※但し、福岡の一部に例外がございます)
ご周知の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

↑ブランド案内が新しくなりました

冬の装い

2018.11.20 / osaka

サンダーソン2018AWディスプレイSanderson(サンダーソン)より、新作コレクション
ELYSIAN』が発売になりました。

早速ショールームでもディスプレイしております。

〈詳細はこちら【サンダーソン2018AWディスプレイ】よりご覧ください。〉
トナカイの壁紙に、ウール素材のチェックと寒そうな森の木々をプリントしたカーテンで、
一気に冬の装いに様変わり。

クッションには、サテライトOMBRÉの生地から「クシー」「パロス」「キュイル」をセレクトしました。
レザー風のトリム「ディスコ」を付けて、 少しマニッシュに。

カーテンは山をゴブレットにし、クルミボタンで留め
ほっこりとした可愛らしいスタイルに。

 

チェックの生地は、ソファの張地としてもお使いいただけます。

トナカイの生地で作ったクッションとベストマッチ。

この他にも、サンダーソンらしい温かみのあるデザインが揃っています。

カーテンの生地は、風景画家のオリジナル画から生まれたデザイン。
抽象絵画のような色使いと印象絵画のような筆使いで、雄大な美しい風景をお部屋の中で楽しめます。


松ぼっくりとドングリが実る不思議な木の枝にとまるフクロウが愛らしいプリントや、
エレガントな花柄のデザインも。


古くから伝わるサンダーソンの代表的なダリアとローズヒップのデザインを、
今回はヴィンテージクラシック風に、ベルベットプリントで再現されました。

ショールームでは、サンダーソン以外にも、この秋に発売した海外ブランド品を使った
新しいディスプレイをご覧いただけます。
Instagram(インスタグラム)でも更新していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

ウィリアム・モリスと飾るお雛さま

2018.11.16 / nagoya

まだ秋なのにお雛さま??

そうなんです。
寒い季節ではありますが、名古屋ショールームでは12月に4日間限定でひと足早い春を呼び込もうと思います。

昔は毎年欠かさず飾られていたお雛さま。
でも最近は和室のないお家も増え、どうやって飾ろうかとずっと飾れずにいるお宅もあるのではないでしょうか。

そこで、名古屋にある老舗人形店、大西人形さんが厳選されたお雛さまを特別におかりして、ウィリアム・モリスの生地と絡めた3つのしつらえで展示紹介いたします。海外の生地や壁紙が日本の文化工芸品とどのように空間に溶け込んでいくのか。とても気になるところかと思います。
今回装飾にご協力いただくのは、以前「生活の中のアートな装飾」でもセミナーをしていただいたアトリエ・イリヤ・スロー主宰の都木(たかぎ)早苗さんです。日本文化にも精通した都木さんのフィルターから生まれる空間もどうぞお楽しみに。

展示の期間は12月12日(水)~15日(土)の4日間限定です。(時間は10:00~18:00)

この展示に合わせて選ばれたお雛さまは、十二単を纏う坐雛(すわりびな)、木目込みの雛人形、モリスの生地を纏う立ち雛の3組。この展示期間中はそれらの雛人形の他に、可愛らしい小物を限定でご販売いたします。

そしてこの企画は、ちょうど1年程前に人形職人さんがショールームを訪れた折、モリスでお雛さまを作ってみたい…と密かに抱いてくださった夢が実現するかたちとなりました。

来年3月の節句にむけて、なにか参考にできそうな飾るヒントをみつけていただけましたら幸いです。
師走で賑わしい時期の栄ですが、一瞬の合間、愛くるしい表情豊かなお雛さまを愛でにいらっしゃいませんか。

お雛さまの見学だけでもご来場は自由です。ひとりでも多くの方に日本文化の美しさに触れていただけたらと思います。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

イベントについてはこちらのニュースInstagramでもご案内しています。

【お知らせ】
初日12日(水)の午後は、大西人形さんもショールームにいらっしゃいますので、ひな祭りの歴史等貴重なお話などお聞きいただけます。ぜひこの機会にお雛さまの世界を深めてみませんか。

(資)大西人形本店
【略歴】
業明治15年、東海地区最老舗の節句人形専門店。
徳川美術館で開催される「尾張徳川家の雛まつり」展では、ロビーに「現代の七段飾り」を提供。
京都の職人のものを中心に、伝統的な節句飾りを多く扱う。
◇節句文化啓蒙グループ「Sechie」主催。
Sechieは展示会や節句セミナー、ひな祭りコンサートなどを通して節句文化の魅力発信を行なうグループ。
「職人が作る伝統的なものほど、和洋を問わず上質に飾れる」ということをテーマに、
お茶室やインテリアメーカーなどで展示会を行っている。

ROMO2018年秋冬コレクション『GARDENIA』

2018.11.10 / tokyo

イベント開催のため、下記日程にて東京ショールームを臨時休業させていただきます。

2018年11月19日(月) 終日
2018年11月20日(火) 終日

大変ご迷惑をおかけ致しますが、
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

 


さて今回ご紹介するのは、昨日発売されたばかりの
ROMO(ロモ)の2018年秋冬コレクションより、『GARDENIA』です。

 

今回のコレクションは瑞々しいボタニカルアートがテーマ。
そのデザインの源は、20世紀半ばに英国で活躍したボタニカルアーティスト、
Alfred Wise(アルフレッド・ワイズ)の緻密で繊細なスケッチから着想を得ています。

特筆すべきはアルフレッドの美しいスケッチを、
ふたつの異なる手法で再現している点にあります。
こちらのふんわりと花びらを広げたヤブツバキを大胆にあしらった生地の名は「Japonica」
穏やかな光が差し込む冬の午後 ―
その光に溶け込みそうなほど淡く、繊細な水彩画のタッチを
ナチュラルリネンの柔らかな生地にプリントで再現しています。


一方こちらは同じヤブツバキのデザインを刺繍で表現した「Japonica Embroidery」
花や葉、枝の一本一本まで複数の色を使って立体的に織りあげられ、
まるで本物の植物かと思わせるような、複雑な色合いによって再現された刺繍の生地には、
プリントとは異なる、ドラマティックな儚さをもって見事に表現されています。


こちらのクッションの上ふたつの生地「Wisteria」Wisteria Embroidery」も同様、
プリントと刺繍の生地にて表現されています。

植物研究に写真が使用される以前、
植物の特徴を科学的に記録する手段として用いられたボタニカルアート界において、
植物を忠実に捉えながらも常にユニークな視点と解釈をもって
その地位を築いたアルフレッド。
彼の情熱を、プリントと刺繍二つの手段で再現することは
ロモからアルフレッドへの、オマージュの一つのカタチともいえるでしょう。
見本帳を広げた途端、
その香りまで匂い立つような美しい花々のコレクション『GARDENIA』を、
ぜひお近くのショールームにてお楽しみください。

 

現在マナトレーディングでは、
2018年秋冬コレクションが続々と発売されております。

東京ショールームでは、11月中旬以降徐々に新しいディスプレイもご用意して
皆さまのお越しをお待ちしております。