お盆を過ぎると夏の盛りも一段落。
といったところですが、
今年の東京は40年振りの長雨続きだったそうで少し拍子抜けしたような今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
夏と言えば、小学生の頃ちょうどこの時期になると頭を抱えていた「夏休みの宿題」。
絵日記に読書感想文、自由研究に図画工作…大人になりすっかりご無沙汰となった今では懐かしい思い出です。
そんな子供のころの工作のワクワクを呼び起こすような、
エレガントな「大人の工作」に興じてみるのはいかがでしょうか。
今回は今年5月と7月にショールームにて開催したワークショップの様子をリポートします。
ツイード:Surat 7645-02 (
BLACK edition) ベース地:Rocco 7727-16 (
ROMO)
こちらは5月に開催したHaco Works(ハコワークス)講師の方々を招いたカルトナージュ1DAYレッスン。
毎回マナ取扱ブランドの生地を使ったバッグやペンケースなど様々な小物を作成いただく人気の講習です。
今回は
BLACK edition (ブラック・エディション)の生地を使ったミニクラッチバッグを作成いただきました。
麻を含んだベースの生地と、シルバーのツイードを使ったコンビネーションは、
春先から夏の時期に使っていただきやすい爽やかで上品なデザイン。
和装にも合わせやすいというのが今回のポイントとのことで、
スリムな長財布ほどのサイズで設計されています。
お着物の袂からさらっとこんなクラッチを取り出す小粋な女性…憧れますよね。
針と糸を一切使用しないので、お裁縫が苦手な方でも手軽に始められるのがカルトナージュの魅力のひとつ。
講師の方々の丁寧なレクチャーを聞きながら、
あらかじめカッティングされた型紙と生地をボンドで貼り合わせていきます。
皆さんメモと取ったり、工程を写真に残したりする方もおり、真剣そのもの。
初めての方の進捗に合わせて、レッスンを進めて下さるので工程を聞き逃す心配はありません。
レッスンでは、パリで見かけたトレンドのツイード生地の話題や、美しいファブリックとの出会い、
カルトナージュの魅力など素敵なお話も盛りだくさん。
今回はクラッチバックと同じデザインで作成したトートバックも一緒にお持ちいただきました。
皆さまお一人で参加される方がほとんどですが、いつの間にかテーブルごとに和やかな輪が広がってゆきます。
楽しそうな笑い声に、ショールームのお客様も興味津々で覗いていく方もちらほら…
つくる作品は同じであっても、出来上がる頃には作り手の個性と愛着が備わって、
世界で一つだけの作品になってゆくのも一つの魅力といえるでしょう。
続きましては、7月に開催しましたショールームスタッフによるワークショップ。
こちらのワークショップでは毎回好評頂いておりますランプシェードを作成いただきました。
左:Pure Willow Bough Embroidery 236067 右:Pure Poppy Embroidery 236081
今回使用したのは昨年8月に発売された、モリスの新しいライン
『PURE MORRIS』より2つの生地をセレクト。
応募の際お選び頂いた柄にて作成いただけます。
ご用意した無地のランプシェードの上から生地を貼りつけていきます。
一見単純そうに見えますが、端の処理や生地が曲がらないように気を付けながら、少しずつ貼りつけていきます。
ボンドが乾かない間であれば、何度でもやり直せるので失敗することはほとんどありません。
皆さま初めてとは思えないほどの職人っぷり。
それぞれにコツを掴まれると、無心でシェードづくりに没頭されていきます。
仕上げにフリンジを付けて完成!
本体に取り付けてランプを灯すと、刺繍の柄部分が光に浮かび上がりとてもキレイです。
作られた作品は皆さま大切そうにお持ち帰りになりました。
お申込みいただいた皆様、そして参加者の皆様、誠にありがとうございました。
カルトナージュ1DAYレッスン、ワークショップ共に、初心者の方にも作りやすい作品をご用意しております。
これまでじっくりと生地に触れたことがない方、カルトナージュに興味があってもなかなか手が出せずにいた方も、
是非この機会に体験してみて下さいね。(※)
皆さまのご参加お待ちしております!
※開催時期や回数は年度によって変動します。
これらのワークショップのご案内は弊社メールインフォメーションより配信されます。
ご希望の方はコチラからご登録ください。
http://www.manas.co.jp/manas-mail-information/
※Haco Works HP:
http://hacoworks.com/
Instagram では素敵なカルトナージュ作品が随時UPされています。こちらもぜひご覧ください!