MANAS TRADING

チェア(After編)

今回のブログはモリスコーナーの写真からスタートします! 新モリスコーナー 6月は衣替えの季節。 名古屋ショールームでは、HPの中でもご案内していましたイベント「椅子の張替え実演」を今月4日に開催し、ご参加頂いた皆さまの前で3脚の椅子たちが職人さんの手によって衣替えをしました。 前回のビフォーに続き、完成したチェアのアフターをメインにご紹介していきたいと思います。 まず最初にダイニングチェアから。 ①アフター よくご家庭でもご使用になられている一般的なタイプではないでしょうか。 こちらには、OSBORNE&LITTLE(オズボーン&リトル)の新作「Basie」(F6870-05)を。 もともとはベージュ色でよくあるビニールレザーの張地だったのですが、生地に張り替えてみると印象は北欧モダンに。 そして次に登場したのはアンティークのスツールです。 こちらは職人さんの手持ちのもので、座面のウレタンやカバーも事前に準備くださっていましたので、イベントではカバーを被せていく工程から実演していきました。 ②ヌード この写真はカバーを被せる前の下地のウレタンが施された状態です。 座面が白くみえていますが、ここには座り心地に配慮して3種類ほどの硬さのウレタンや綿が施され、見えないところにも職人さんの真心ときめ細やかな技が宿っていることを再認識。 張地はLORCA(ロルカ)の新作「Calina」(MLF2271-20)。 生地だけで見ているとこころなしか地味のような気がしますが、実際に張っていき仕上げに鋲(びょう)が施されると印象はガラリと変わりました。 ②鋲打ち 鋲 このスツールにこの生地を選んで大正解です。 イベントではご参加頂いた皆さまがお一人ずつ手に取り触れながら完成品をご覧になられていました。 せっかくなので、こちらのスツールは期間限定で特別にお借りして暫くの間ショールームで展示させて頂くことに致しました。 是非この機会にショールームで完成した実際のスツールをお手に取りご覧下さいませ。 最後は前回のBefore編でご紹介したアンティークのチェアに、座面にはベルベットの幾何学模様の生地「Astora」(F6836-03)を張りました。 今回のチェアはなんと座面が木枠にはめ込んであるだけのタイプだったそうなので、私達が想像していたよりも短い時間で張り替わりました。写真で簡単に工程をご紹介します。 ①丁寧に生地を取り外します。 取り外し ②生地で覆い張り込んでいきます。(ウレタンの状態が良かったためそのまま使用) 生地巻き ③椅子の台座にはめ込みます。 ③椅子本体 ③アフター いざ完成です。 週が明けた今日、このチェアはさらに衣替えをして冒頭の写真のようになりディスプレイとしてデビューいたしました。お気づきになられましたか? モリスコーナーはただチェアが変わっただけなのですが、前回のブログでご紹介した時とはまた違う雰囲気に生まれ変わりました。 そして現在、打合せで使用していたチェアの内、4脚が衣替え中です。 さて、どんな風に変身してくるのかはショールームに来場された時のお楽しみに。 またブログでもご紹介していきたいと思います。