すっかり秋も深まってまいりましたね。
ショールームの方もようやく秋冬コレクションがほぼ出揃い、ディスプレイも変化しました。
そこで、今回はショールームのディスプレイにもよく登場するトリムにスポットを当ててご紹介したいと思います。
まずは、今週新しくなった
JIM THOMPSON(ジム・トンプソン)のディスプレイから。
2016年10月に発売された新作『
NEW YORK STORIES』。
ジム・トンプソンが建築家としてNYで活躍していた時代と同じ頃の1920~30年代に流行していたアールデコ様式。そんな時代からインスピレーションを受けたデザインが揃うコレクションをメインにカーテンやクッションを製作しました。
クライスラービルからインスピレーションを得た「
Chrysler」に施されたボーダーは、2016春に発売された『
PRECIOUS METALS』にある「
T003-03」。
端から50㎜内側にI型で取り付けたメタル色のボーダーが、カーテン自体の存在感を一層惹き立てます。
その手前にあるクッション達にも周囲にフリンジを施しました。
まずは後のオレンジ色のクッションの生地「
Waldorf」は、1930年代当時人気の高かったウォルド-フホテルの尖塔状の屋根からインスピレーションを受けたそうです。
ループ状のフリンジは『
NAGA』より「
T010-07」。
前にある横長のクッションには同コレクションより「
T009-03」のボーダーを。
実は春からディスプレイしているこちらのクッションにも同じボーダーが使用されていますが、スクエア型にデザインを替えるとこんな風に雰囲気が変わります。
ちなみに、カーテンには
No.9 THOMPSONの『
BANDS OF COLOR Ⅱ』の「
TR1012-03」と「
TR1013-03」のガラスビーズのフリンジとテープが並行して取り付けられています。
最後に、モダンでお洒落なトリムを。
クッションのベースは
MANAS-TEX VOL.16で登場した「
ウィズ」、起毛したコットン100%のカラフルな色展開の無地です。
そこにフランスの
HOULES(ウレス)『
FAÇON CUIR』のこちらもカラフルなステッチの入ったパイピングコード「
31106」からセレクト。
コントラストをつけたそれぞれのセレクトで、POPでモダンなクッションに仕上がりました。
今回ご紹介したトリムはほんの一部で、ショールームではいろいろと豊富にお取り揃えしております。今年は「
MANAS-TEX」からも新たなトリムが登場いたしました。
まずは小さなクッションからトリムを取り入れられてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したトリムは各ブランドの本国サイトでご覧になることができます。
(クリックするとMANASのHPを離れます)
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JIM THOMPSON
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HOULES