先日、新作壁紙の展示会と壁紙の施工実演会を開催いたしました。
輸入壁紙を専門に施工されている 株式会社WALLS代表の中田健一氏をお招きし
実際に壁紙を貼っていただきながら、輸入壁紙ならではの施工上の注意点や
美しく仕上げるポイントについてお話しいただきました。
施工実演には、デザインの異なる3種類の壁紙を使用いたしました。
①
HARLEQUIN(ハーレクイン) 「Akoa」
『
Leonida(レオニダ)』コレクションより、ホウロウ製のついたてからインスピレーションを受け、
タイルの凹凸感をアンティークな雰囲気で表現した壁紙。
タイル調のデザインが、上下左右で対称になり
左右の端でなるべく切れないように貼っていただきました。
②
JIM THOMPSON (ジム・トンプソン) 「Coron」
『
EMERALD ISLES(エメラルド アイル)』コレクションより
南の島の海岸をイメージした、美しいグラデーションが印象的な壁紙。
通常縦使いでストライプ柄のデザインですが、
イメージ写真と同じようにボーダー柄になるよう横使いし、
濃い色が上下でシンメトリーの位置にくるように貼っていただきました。
③
OSBORNE&LITTLE(オズボーン&リトル) 「Cubiste」
『
FANTASQUE(ファンタスク)』コレクションより
キュビズム〈パブロ・ピカソらによる20世紀初頭の芸術運動〉にオマージュを得て、
異なるサイズのブロックを斜めに構成したデザイン。
縦リピートが117.5㎝と大きかったので、
縦にちょうど2リピート分をロスなく施工していただきました。
大胆なデザインや発色の良さなど、デザイン性の高さが魅力の輸入壁紙は
柄の出し方によって仕上がりのイメージが変わることも少なくありません。
メインの柄をどの位置に持ってくるかなど、事前に施工業者の方とお打ち合わせをされていると
より満足度の高い壁面を作っていただけるのではないでしょうか。
3つの壁紙の四方にはそれぞれ、今月より取扱いを始めた
ORAC(オラク)のモールディングを
施工する予定です。
また改めてブログでご紹介させていただきますので、どのように変わるか楽しみにお待ちください。