イタリアから、
RUBELLI(ルベリ)のエクスポートマネージャー、ファブリッチオ・パオリーニ氏が来日しました。(
昨年のブログにもご登場されています。)
その際今年の新作で特に好きな生地はどれかを尋ねてみると、『
TAIDAI』と『
TATAMI』を選ばれました。
左から
TATAMI,
TAIDAI
TAIDAIは、日本の絞り染めにインスピレーションを得て作られた生地で、ドットの部分が立体的に表現されています。
マットなベースにキラッと光るドットが素敵で、控えめながらも存在感のある生地です。
ファブリッチオ氏がおっしゃるには、構想から完成に至るまでには数年を要したとのこと。
間近で見ると絞りの凹凸感が織りで見事に表現されており、こちらを選ばれたのにも頷けます。
ルベリのマガログでは、
TAIDAIをソファの座面に使用した写真が掲載されています。
縦と横の異なる太さのストライプが交差したデザインの
METROPOLISと組み合わせ、モードな雰囲気に。
もう一つの
TATAMIはカーテンにしても椅子張りにしても美しい生地で、名前の通り“畳”からヒントを得て作られています。
7色の異なる糸、それもマットな糸と光沢のある糸で織られており、美しい色のグラデーションをお楽しみいただけます。
また、ファブリッチオ氏ご愛用のアイテムも特別に教えていただきました。
最近ご自宅のソファを、『
PLUTONE』のグレーに張り替えられたのだそうです。
シンプルで温かみのある質感が気に入られているとのこと。
そしてソファの上には、
DOMINIQUE Kiffer(ドミニク・キーファー)の『
MAQUILLAGE 』で作ったクッションを置かれているそうです。
アクセントにもなるお洒落なワインレッドの生地は、ベルベットで肌触りも良くクッションに最適です。
さすがファブリッチオさん!思わず真似したくなってしまうような素敵なコーディネートです。
皆さまもご参考になさってみてはいかがでしょうか。