新元号「令和」。
新しい日本のインテリアに、
マナトレーディング東京ショールームが声高に掲げるのは、
「脱・白い壁」 です!!
こちらのデザインは、
フランスのブランドÉLITIS(エリティス)の新作コレクション『SOLEIL LEVANT』より、
「Les Cerisiers Sauvages」 TP289-03です。
タイトルは「野桜(山桜)」を意味しているのですが、
初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を被き ―
元号の由来の元となった、
万葉集の「梅花の歌」の情景にぴったりのデザインではないでしょうか。
デジタルプリントが普及した現在、その技術を用いて様々な表現が可能となりました。
特に壁紙の分野においては、
大きな一枚絵のようなデザイン=パノラミックデザインが各ブランドから発表され、
今年2月に行われたパリ・デコオフや、メゾン・エ・オブジェでも、
アート作品のような大胆なパノラミックデザインの壁紙は、
各会場にて多くの参加者の目を楽しませていたようです。
「Nouvelles Orientales」 TP291-02
今回、エリティスがパノラミックデザインのテーマに選んだのは、
日本の伝統的な刺繍柄や着物からインスパイアされた花や鳥、そして川をのぼる魚たち。
まるで襖絵のようなこれらのデザインは、
かつて一部の人だけが楽しめる嗜好品であったアートと、
インテリアの境界線をなくすことに成功しています。
日常をよりドラマティックに彩るツールとして、
壁紙は今、とても面白い進化を遂げているようです。
「Mémoire d’un Jardin」 TP283-04
エリティスの新作については大阪ショールームのブログでも
ディスプレイとしてご紹介しておりますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
さて4月に改装を行った東京ショールームでは、
イタリアのブランドRUBELLI(ルベリ)の展示コーナーに、
こちらのようなパノラミックデザインの壁紙を施工しました。
RUBELLI(ルベリ)「Grancanal Wall」23014-01
描かれているのは、ブランドの本拠地でもあるヴェネツィアの岸辺の様子。
18世紀初め、ヴェネツィア派風景画家の父、
Luca Carlevarijsのエッチングにインスパイアされたデザインです。
目の前に立つとちょうど、運河に浮かぶゴンドラから
両岸を見渡しているような風景が広がります。
左右には今季発売されたルベリの新作生地を、
真紅とロイヤルブルーのカーテンに仕立て、
ラグジュアリーなプライベートシアターのような雰囲気を演出してみました。
ショールームではルベリやエリティス以外にも、
KHRÔMA(クロマ)、OSBORNE&LITTLE(オズボーン アンド リトル) などから
発表されているパノラミックデザインも、見本帳でご覧いただけます。
KHRÔMA(クロマ)「Jungle」 DGWIL1011
白い壁紙だけではもったいない!
あなたのお気に入りのデザインを見つけて、ご自宅の壁を彩ってみませんか?