さて、今回は東京ショールームのモールディング取付講座のお時間です。
前回のブログでご紹介しました、
MATTHEW WILLIAMSON(マシュー・ウィリアムソン)の
パノラミック壁紙
「Tiger Grove」用に合わせて、
スタッフ自ら取り付けた様子をリポートします。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/MW-tiger-grove-370x500.jpg)
使用するモールディングは弊社取扱いのベルギーのブランド、
ORAC(オラク)の商材です。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/RIMG_5015-395x500.jpg)
まずは、貼付ける箇所にマスキングテープでマーキングします。
今回は追加で設置することもあり、既存の壁紙の上から施工します。
本来は壁紙を貼る前の下地の状態でモールディングを取り付けるのですが、
モールディング自体に負荷が掛かる場合や、
大きい部材の場合は、自重で剥がれる危険があるため
必ず下地の状態で取り付けてくださいね。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/52b5b7e55dca9b5487d204482e1abe90-500x244.jpg)
次にモールディングを枠内に収まる様カットします。
ORACのモールディングの素材は
高密度ポリウレタンのため、
垂直に切るだけであればのこぎりなどで簡単に加工できます。
原料を型に流し込んで成型するため、
繊細で美しい模様が揃っているのも、ORACの魅力のひとつです。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/9834811b00909a71f98f3edfc56d5c0c-387x500.jpg)
部材をカットし終えたら、早速壁に貼っていきましょう。
貼り付けには
専用の接着剤を使います。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/cf18075fce730ce8a455bb861be2ff4b.jpg)
コーナー用の部材を貼り付けたところで、柄の向きが合わないことが発覚っ!
こちらの写真は、慌てて縦のパーツを貼りなおしているところです(笑)
モールディングのデザインによっては、上下の柄向きが決まっています。
これは実際に自らの手で作業をしなければ、分かりませんでした。
D.I.Y.で大切なのは、
接着剤で貼り合わせる前は、必ずシミュレーションをすること!!
(基本中のキホンですね)
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/416c781864eaa36ff3e72a9b6dba6493-500x440.jpg)
さて、縦軸のパーツを貼り終わりました。
今回は左右の側面を先に貼り付け、
上下の部材は、長さを調整しながら貼り付ける作戦です。
傾斜が目立ちやすい側面を優先して貼っていくと、きれいに仕上がりますよ。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/7ef3ab287a8761ce8c287201e55e1e2e-444x500.jpg)
これでモールディングの貼り付け作業は完成です!
ジョイント部の隙間や、傷が出来た場合は、
専用の充填剤で補修して、約一日乾燥させます。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/RIMG_5041-500x500.jpg)
接着剤が乾いたら、最後の仕上げ。塗装です。
塗料には市販のアクリル系の塗料をお使いいただけます。
今回は既に取り付けているモールディングの色と同じ、マットなホワイトです。
写真は、塗装した最後のデコレーションパーツを貼り付けるショールームスタッフです。
正に画竜点睛ともいえる仕上げの作業をする二人。
今、後ろから声を掛けたら 睨まれそうですね…
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/a86c4ae90aacbf01d78e04e40f1efbbc-348x500.jpg)
完成!!
塗装が乾燥すると、まるで石膏で作られたような高級感のある仕上がりになりました。
最後に、モールディングの枠に合わせて壁紙を施工してもらいます。
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/tiger-grove-348x500.jpg)
モールディングの額縁で縁取られた壁紙は、
まるで巨大な一枚絵を展示しているかのよう。
額縁の中に一歩足を踏み込んだら、常夏のジャングルに迷い込んでしまいそうな
迫力あるパネル壁紙が完成しました。
ORAC(オラク)では、今回ご紹介しました壁面の額縁だけでなく、
クラシックからモダンまで、廻り縁や腰壁、間接照明用の部材など、
多種多様なデザインを展開しています。
ぜひこれらのデコレーションパーツから
あなたの空間をより豊かにするヒントを見つけてみてくださいね!
![](https://blog.manas.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/orac2.jpg)
◇今回使用した商品詳細はコチラ
腰壁用モールディング:
P1020
P1020用コーナー材:
P101A
内装用専用接着剤
ジョイント部 充填剤
◇その他のORACの商材検索は
Interior Libraryをご活用ください!