6月よりショールームの営業が再開致しました。
ご利用のお客様へは、大変ご不便をお掛け致しました事、お詫び申し上げます。
当面の間ご来場については完全予約制とさせていただきます。
ご予約方法については
コチラをご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さてこの休業期間中、ショールームでは着々と新作のディスプレイ準備を進めて参りました。
今回はエントランスのディスプレイをご紹介します。
タイシルクの代名詞ともいえるブランド
Jim Thompson(ジム・トンプソン)の
2020年春夏コレクションを採用したコーディネートは、
いつものヨーロッパブランドの趣とは異なる、オリエンタルな雰囲気が新鮮です。
今季コレクションのテーマは【ARTISAN(アルチザン)】
向かって右側のカーテンは、
タイ北西部でおよそ5世紀もの間栄えたラーンナー王朝時代の
伝統的な染めや織り、紋様からインスピレーションを受けて作られた
コレクション
『LAN NA COURT』から。
続いて左手の大胆な植物柄の生地は、手織りのタイシルクコレクション
『ISLA』より
「Bora Bora」を採用しました。
その他『ARTISAN STRIPES』をはじめ、
ジム・トンプソンが拠点とするタイで、古くから受け継がれてきた
伝統工芸の手法を再構築する、全13冊のコレクションが発売となりました。
「Bagan Stripe」 JT013794008
前回の名古屋ショールームのブログでも取り上げておりましたが、
ジム・トンプソン以外のブランドも含め
今季「アルチザン=職人による手工芸」というテーマは
インテリア・ファッションなどデザイン業界における重要なキーワードの一つのようです。
言い換えればモノづくりの「原点回帰」ということ。
― ブランドの理念に立ち返る。
― そのブランドが根差した土地の伝統的な手法に立ち返る。
― 健やかな生活を送る為、日々の暮らしを見直す。
「原点に立ち返る」というのは、これまでの歴史においても
物事を新しい段階へ発展させるための重要な作業の一つでした。
コロナウィルス感染拡大防止政策による自粛期間は、
私たち一人ひとりが、企業の在り方や個人の働き方を
改めて考える大きなきっかけとなっています。
私たちも海外ブランドと連絡を取り
日々状況が変わるお互いの国を思いやる中で、
より国を超えた連帯感をもつことが出来たように実感しています。
これらの「原点回帰」が世界的にも、そしてインテリア界においても
これからどのように作用していくか、楽しみにお待ち頂ければと思います。
弊社ショールームも、ご来場されるお客さまの安全を考え
制限されたお時間の中ではございますが、
「人の美しい暮らしを創造する」という理念を基に、
可能な限り充実したご案内を提供してまいります。
引き続き皆さまのご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。