桜の美しい季節となりました。
大阪ショールームの近くでは、靭(うつぼ)公園 の桜がちょうど見頃を迎えています。
この辺りでは有名なお花見スポットですので、
お近くの方はぜひお散歩に行かれてみてはいかがでしょうか。
そして桜を愛でられた後は、ぜひショールームにお足を運んでいただき
生地や壁紙に描かれた美しい春の花をご覧になってください。
【桜】 Nina Campbell Orchard Blossom
【チューリップ】 Sanderson Dancing Tulips
【ルピナス】 Nina Campbell Fairfield
この他にも沢山の花柄の生地、壁紙のご用意がございます。
カーテンにすれば一年中春の美しい花を眺めることができますし、
クッションでしたら季節限定でお部屋に彩りを加えることもできます。
ぜひお気軽にショールームに「春アイテム」をお探しにいらしてください。
先日、大阪ショールームで「アートでおもてなし」を開催致しました。
講師はアートアドバイザー奥村くみさんです。
今回のセミナーでは、住居空間におけるアートの選び方、飾り方のポイント を、
アート+インテリアファブリックの実例を交えてお話し頂きました。
こちらの抽象的なアートは、吉峯和美氏の作品です。
このように、「Rubelli」の新作ファブリックに合わせてコーディネートして頂きました。
色彩が見事に調和しており、美しい空間に仕上がっています。
花器とティーマットには「Elitis」の壁紙を使用しています。
セミナーの様子
奥村さんが今まで手がけられた空間を鑑賞しながら、
アートを実際どのように自宅に取り入れたらよいのか
アドバイスを 頂きました。
また、昨年ヴェネチアで開催されたアートの世界的展示会「ビエンナーレ」を視察
された際のお話しもして頂きました。
ヴェネチアではRubelliのショールームにも行って頂き、その様子もご紹介頂きました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
今後もイベントを企画して参りますので、よろしくお願いします。
現在東京では、ウィリアム・モリスに縁のある二つの美術展が開催されております。
先日名古屋ショールームブログで『ラファエル前派展』のご紹介をさせていただきました。
大阪ではもう一方の 『The Beautiful ザ・ビューティフル 英国の唯美主義展』について
ご紹介いたします。
場所は東京駅からほど近くにある三菱一号館美術館です。
2010年に復元されたという赤煉瓦の洋館は、今回の展示にぴったりの雰囲気でした。
展示テーマである「唯美主義」とは
その字の通り、 芸術に対して唯(ただ)美しいことを求める風潮です。
さまざまな様式や芸術理論が混沌とした19世紀半ばのイギリスにおいて、
若手芸術家たちを中心に、思想やメッセージ性よりも
視覚的・形態的な美しさを重視した作品が沢山生み出されました。
モリスやモリス商会のメンバー たちの作品が生まれたのもこの時代です。
先日『ザ・ビューティフル』展関連イベントとして東京で開催された講演会で、
モリスは「唯美主義の先駆者であり王道である」とのお話があったそうです。
本当に美しいものは、純粋にそれだけで価値がある、
また「用」のあるものもそれだけで価値がある、というスタンスで、
見栄えだけのものを嫌悪し、美しくもなく、「用」もないものは価値がないとしたウィリアムモリス。
彼の考えは、近代美術に多大な影響を与え、
彼の残した作品は今も世界中で愛され続けています。
展覧会では、モリスがデザインしたタイルや、
彼の親友バーン・ジョーンズの絵画などを見ることができます。
またミュージアムショップでは、モリスにちなんだ小物も販売されています。
額装にしても素敵な壁紙や、バッグやお財布などのファッション雑貨など
モリスファンには必見のラインナップです!
今回名古屋と大阪のブログでご紹介しました
『ザ・ビューティフル展』と『ラファエル前派展』の2つの展覧会では、相互割引制度があります。
それぞれの入場済みチケットを各館の窓口で提示すると、
一般、大・高生の当日料金から¥200引きになります。 (他の割引との併用はできません。)
ぜひお得なこの機会に、英国美術の黄金時代 の作品たちに触れられてみてはいかがでしょうか。
(ラファエル前派展の会期は4/6(日)までとなっておりますのでお急ぎください)
『The Beautiful ザ・ビューティフル 英国の唯美主義展』
開催期間: 2014年1月30日(木)~5月6日(火・祝)
場所: 三菱一号館美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
展覧会WEB: http://mimt.jp/beautiful/
詳細情報はWEBでご確認下さいませ