2017年は「#MANASモリスのある風景」のインスタグラム企画、そして新作「MORRIS ARCHIVE Ⅵ~The Collector~」、「PURE MORRISのラグ」の発売もありモリスの充実した年になりました。
(コレクションの詳しい説明は大阪ブログのほうでご紹介しています。)
名古屋ショールームでもラグやランプシェードが変わり、モリスコーナーのディスプレイも新しくなりました。
2018年は1月5日(金)よりスタートいたします。(7日、8日は日曜、祝日の為休館日となります)
是非ショールームへお越しの際はモリスのディスプレイにもご注目下さいませ。
こちらのデザインは2017年秋に某有名ブランドとのコラボでも話題になった「Acanthus」(アカンサス)。
この壁紙「Snakeshead」(スネークヘッド)の貼り替わる様子はインスタグラムの中でご紹介しています。
新しいカーテンも仲間入り。
年が明けると、パリではメゾン・エ・オブジェが開催され春夏の新作コレクションも発表されます。またブログなどを通して皆様にご紹介してまいりたいと思います。
今年も一年、MANASをいろいろなかたちでご利用頂きましてありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
2017年も残りわずかとなりました。
今年もご来場くださいましたお客さま、誠にありがとうございました。
年末年始は下記の通りお休みをいただきます。何卒宜しくお願いいたします。
◆年末年始休暇 : 2017年12月29日(金)~2018年1月4日(木)
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先日開催した「手縫いの魅力、ハンドメイドカーテンの世界」セミナー。
ハンドメイドカーテンの魅力、縫製、そしてソフトファニシングスの魅力を
Ditty Workshopの岸本様にお話しいただき、ご参加いただいたお客さまからは
沢山の嬉しいお声をいただきました。
岸本様に手がけていただいたハンドメイドカーテンは、ショールームにてご覧いただけます。
カーテン:「Bullerswood」226395
椅子張り:「Montreal Velvets」226391
クッション:赤「Bullerswood」226392 紺「Bellflowers Weave」236525
ラグ:「Ceiling」256741
MORRIS&Co.(モリス)の新作『Arcive 4 The Collector』より、
ペルシャ絨毯からインスパイアされた生地「Bullerswood」を使い、
すべて手縫いで仕上げていただきました。
表地、中綿、裏地と3層になった生地は、空気を含むようにふっくらと縫われているので、
まるで織りのような重厚感が感じられる仕上がりに、私たちスタッフも感動いたしました。
I型ボーダーのブルーの生地を、共布タッセルとトップにもラインで使用しているところにもご注目。
こうした細部へのこだわりが、全体の美しさにもつながります。
お好きな生地をカーテンにする時、より素敵に見えるにはどうしたらよいか考えながら
組合せの生地を選ぶのも楽しいひとときです。
カーテンのスタイルにもこだわってみたいというお客さま、お気軽にご相談くださいね。
イギリスでは今でも、カーテンは手縫いが主流だそうです。
そしてカーテンだけでなく、椅子やソファの張り地や壁紙をトータルでコーディネートすることを楽しんでおられます。
私たちもインテリアの充実によって、皆さまの暮らしがより豊かになるお手伝いができればと願っております。
豊富なラインアップから、お客さまのご要望やお部屋の雰囲気に合わせたコーディネート提案もさせていただいておりますので、ぜひ来年もマナトレーディングショールームをご活用ください。
皆さまのご来場を楽しみにお待ちしております。
早いものであと一週間ほどで2017年が終わろうとしております。
今年もショールームのディスプレイ紹介にて、様々な生地を紹介して参りましたが、
ラストを飾るのは、MORRIS(モリス)よりX’mas期間限定のディスプレイです。
(サンタさんの格好が似合いそう?)
今年のテーマは、「ブルー&ゴールド」
クリスマスカラーといえばサンタクロースの衣装の赤と、もみの木のグリーンが定番ですが、
先日発売されたMORRIS(モリス)の『Archive Ⅳ』より、少し大人のクリスマスを演出してみました。
壁紙: 「Bullerswood」 216447
切替しカーテン: 「Indianloop」 236523, Sanderson(サンダーソン)「BOHO velvets」 235280
トリム ROMO(ロモ)「Veneto Bead Fringe」 T74-08
シアー: MANAS-TEX 「ルーバンシアー」 3105, トリム「スワン」12
テーブルクロス: 「Montreal Velvet」 226389, トリム:MANAS-TEX「アリス」2
壁紙のデザイン「Bullerswood」はモリスが1878年から晩年まで暮らしたケルムスコットハウスの食堂に
壁掛けされた巨大なペルシャじゅうたんのデザインがモチーフとなっています。
この家に移住した頃からモリスの織物じゅうたんへの情熱は徐々に加速を始め、
コレクションするだけに止まらず、遂には寝室に織機を置きタペストリーを織り始める始末。
英国を代表する思想家の一人、詩人、そしてアーツ&クラフツ運動の先駆者として、
日々多忙を極めていたであろうモリス。
眠る前のひととき、彼はどんなことを考えながら機織りをしていたのでしょう。
案外、癒しになっていたのかもしれませんね。
こちらはディスプレイに合わせて作成したクッションたちです。
手前の2つのクッション、実は同じ生地から柄どりしたもの。
使用したのはこちらの画像のカーテン地です。
サイド部分とメインの柄とを使い分けると全く異なる表情をみせてくれます。
次にご紹介するのも、モリスの新作コレクションから。
壁紙:「Snakeshead」 216430
バランス付カーテン:「Montreal Velvet」 226389 バランス・ボーダー: HARLEQUIN 「Romanie Plain」 1738
レース:MANAS-TEX 「クラリス」 4
こちらはグリーンをベースにしたモリスらしいトラッドなコーディネート。
壁紙のゴールドとバランス、ボーダーのゴールドがアクセントになっています。
クッション(柄物):「Montreal Velvet」 226390
クッション(黒): 「Dearle」 236533 トリム:「Beaded」232282
クッション(グリーン):「Dearle」 236532 フリンジ:「Pleated Ruffle」 232251
イス張り地:「Bellflower Weaves」 236524
カーテンで使用している「Montreal Velvet」は、モリスより直接タペストリーを学び、
のちにアートディレクターとなるジョン・ヘンリー・ダールが東洋スタイルのカーペットとして
デザインしたパターンを上質なプリントベルベットとして復刻したもの。
このような深いグリーン、ショールームでも生地探しのご依頼が度々あるのですが、
無地でもあまり見かけない珍しい色なのです。
柄物ともなると尚更のこと。
エレガント、且つ現代にも通ずる洗練されたグリーンはさすがの一言に尽きます。
グリーンやネイビーを基調に、トレンドカラーのイエローやオレンジもアクセントとして
取り入れられた今期のコレクション。
カーテンとしてだけではなく、椅子張地やインテリア小物としても使いやすいラインナップが揃っております。
これまでなかったキリムじゅうたんのようなオリエンタルなデザインから大柄のメダリオンなど
これまでとはまた一味違った、モリスのデザインをお楽しみいただけるかと思います。
今年も東京ショールームへお越しいただいた皆さま、誠に有難うございました。
インテリアを想像する楽しさを知ってしまった方、
そして、これからショールームへご来場を検討されている方も、
来年もたくさんの生地たちと共にショールームで皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
それではよい年をお過ごしくださいませ。
◆マナトレーディング本社・東京ショールーム
年末年始休暇:2017年12月29日(金)~2018年1月4日(木)
先月、スタッフ数名で愛知県犬山市にある
博物館 明治村を訪れました。
当日はお天気にも恵まれて、ちょうど紅葉が美しい季節でした。
広大な敷地に、明治時代に建てられた重要文化財を含む建造物が
移築、展示されている屋外博物館「明治村」。
職業柄、洋館の窓にかかっているカーテンの生地やスタイルなどは注目してしまうのですが、
[三重県庁舎]のカーテンは建物の雰囲気に合っていて素敵でした。
中でも私たちが最も時間をかけて見学したのは、[帝国ホテル中央玄関]でした。
20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの手がけた外観は、
大谷石と煉瓦で造られ、重厚感のある佇まいが印象的でした。
中に入ると、大谷石の柱からもれるあたたかな光と、
大きな窓から差し込む光が神秘的な落ち着いた空間が広がります。
石や煉瓦には幾何学的なデザインの彫刻がされていて、
細部まで美しい装飾に思わず釘付けになってしまいました。
建築といえば…HARLEQUIN(ハーレクイン)から今秋、
デザインに建築の要素を取り入れたコレクション『ENTITY』が発売になりました。
建築をテキスタイルに取り入れた“アーキテクチュアル・ファッション”がコンセプトで、
さまざまな幾何学柄が揃っています。
壁紙:Geodesic
不揃いな三角形を組み合わせたデジタルプリント。
壁紙:Rene
メタリックと凹凸感のあるエンボス加工で表現したぼかしストライプ。
カーテン&張地:Rondure
草の上にうつる木々や葉の間から差し込むまだらな光を表現。
ファブリックと壁紙に加え、組み合わせてお使いいただける椅子張りのコレクション『QUADRIC』もございますので、
トータルでコーディネートしていただけます。
張地:Grafik
まだらに複数の色が組み合わさった幾何学柄。
建築的な要素をインテリアに取り入れるのは、昨今トレンドのひとつにもなっております。
モダンで遊び心のあるコレクション『ENTITY』をご参考にされてはいかがでしょうか。
9月より6回にわたり毎月1人の人物を取り上げ、ブランドにまつわるストーリーを、東京・大阪・名古屋のショールームブログよりリレー形式でお届けしています。
【The Story】vol.4の主人公はPAORA NAVONE(パオラ・ナヴォーネ)。
“DOMINIQUE Kieffer (ドミニク・キーファー)”のクリエイティブディレクターです。
前編では彼女のプロフィールをご紹介しました。後編では3つのキーワードから彼女のバックボーンに迫っていきたいと思います。
キーワード:旅人
パオラ・ナヴォーネは世界を旅することでも知られています。旅といっても彼女の場合はその土地の人々とふれあう体験型ステイのタイプでしょうか。
本格的な旅は幼いころから憧れていたアフリカから始まり、世界のあらゆる国に出掛けていきました。1980年代初頭から2000年にかけてはアジアを拠点に暮らしていたり。特に東南アジアにはその後も何度も足を運んでいるそうです。
そういった旅の中で現地の人々と交流を持ち、その土地の暮らしや生活道具だけにとどまらず、伝統や文化についても興味を持ち造詣を深めていきました。
彼女をここまで突き動かしたもの、それは「好奇心」です。
国境を越えた長い旅を通して見てきたもの、経験してきたことがインスピレーションの源となり彼女の仕事に大きく影響をもたらしています。
キーワード:アイコン
パオラ・ナヴォーネの代名詞となるアイコンはふたつあります。
ひとつは「FISH」“魚”です。うお座生まれの彼女の作品には、魚のモチーフやオブジェがたびたび登場します。そして彼女は自分自身のことを流れに身を任せて泳ぐ魚のようだとも雑誌インタビューの中で喩えているなど、魚は彼女を表す特別な存在です。
そして「魚」である理由がまだ別にもあります。それは「魚」というものが、どの国でも認識できるユニバーサルデザインだと実感したからです。
彼女は魚のイメージをナチュラルでありながらも楽しいことを表現できるモチーフだと捉える一方で、イタリアと世界を結ぶルーツ、特に彼女が暮らした香港につながるオリエンタルのルーツを示しているのだそうです。
もうひとつのアイコンは色、「BLUE COLOUR」ブルーです。
パオラ・ナヴォーネはナチュラルな色からエネルギッシュな色まで、これまで旅する中で出会ってきた色たちを独特のユニークなセンスで組み合わせ、洗練された美しい世界感をつくりあげています。
その中で際立って目に飛び込んでくるのがブルーです。ではなぜこの色なのでしょうか?
ブルーにはどんな色よりもイメージが膨らむ要素が詰まっているのだとか。
例えば…「やわらかさ」「力強さ」「ナチュラル」「強調」「面白さ」「真面目」「コンテンポラリー(現代的)」「トラディショナル(伝統的)」などなど。
つまり、そこに触れる人々の想像力を掻き立てるブルーを使って、さまざまな印象を表現しているのです。作品の数々に個性豊かなブルーが登場していますので、ぜひ色にもご注目ください。
キーワード:デザインの源
これまで30年以上の間、常に生み出し続けるデザインはどこから発想を得ているのでしょうか。
彼女にとってデザインをする時に心掛けていることは、いつもシンプルに考えること。建築もインテリアも家具もファブリックもまったく区別なくすべて同じ方法で作り出されているのだそうです。どんな方法なのか気になりますよね。
彼女は写真集「Tham ma da」の中でデザインの過程をオムレツ作りでなぞらえています。
コックさんのように、彼女は食べる人のことを想像しながら(きっと鼻歌も交えながら…)まずは食材選びから始めます。例えばマッシュルームとホウレンソウ、そしてトマトの組合せにしようかな~と。そしてお野菜を刻んだら卵と一緒に混ぜ合わせてフライパンへ。
彼女にとっては、食べる人が美味しいね!と喜んで食べてくれるオムレツを作ることがとても大切。だからもしポルチーニが苦手ならズッキーニに替えて作れば良いというそんな柔軟なスタンスで作られているのです。
デザインも同様に最後にクライアントにとって「これがいいね!」って思えるコトを想像しながら考えているのでしょうね。
彼女は完璧を求めてはいません。
むしろ自然なままの状態や不完全なところに面白さを見出しています。
日常にあるありふれた実用的なモノや全く異なる要素のモノを今までにない斬新な方法で利用するのも彼女のデザインの特徴です。この枠にとらわれない発想と実現力が彼女の魅力なのです。
(COMO METROPOLITAN MIAMI BEACH公式HPより)
実際にミラノにある自宅では、タイの工場で不要となった陶器を集めイタリアに持ち帰り、壁の装飾としてお洒落に再利用したり、これまで常識では不可能だと誰も実行しなかったことにも挑戦しています。それは、彼女がアジアに暮らしていた頃からの夢だった、家の中も外も延長上に繋がる家(境界のない家)を造るため。それが彼女にとっての居心地の良い場所の実現だったのです。
インテリアを手掛けたホテルの写真(COMO POINT YAMU, PHUKET公式HPより)
最後に、パオラ・ナヴォーネにとって「美しい暮らし」とはどんなことなのでしょうか。
彼女から返ってきた答えは「Imformal」(インフォーマル)“普段どおりの”でした。
クラシックとシンプルさ、そしてモダンなデザインが融合した洗練された空間。
だけどそこは、かたぐるしさが一切ないリラックスができる場所。エネルギーを蓄え元気になれるところなのだそうです。
1月は東京ショールームブログより「ジム・トンプソン」をお送りします。どうぞお楽しみに。
※これまでパオラ・ナヴォーネがアートディレクションした歴代のコレクションカタログ
(MANASのHPサイトを離れます。またカタログはPDFでの閲覧となりますのでご了承くださいませ)
【The Story】vol.1 ウィリアム・モリス
【The Story】vol.2 ニナ・キャンベル
【The Story】vol.3 マシュー・ウィリアムソン
【The Story】vol.4 パオラ・ナヴォーネ(前編)
9月より6回にわたり毎月1人の人物を取り上げ、ブランドにまつわるストーリーを、東京・大阪・名古屋のショールームブログよりリレー形式でお届けしています。
今回取り上げるのは、11月に発売の「Casa BRUTUS」にも登場したデザイナーのThe Story。
職業… 建築家、デザイナー、アートディレクター、インテリアデコレーター、工業デザイナー、イベントクリエーター、etc.これらすべての顔をもつ女性、PAORA NAVONE(パオラ・ナヴォーネ)が第4回目の主人公です。
これまで【The Story】でご紹介してきた登場人物は、その「名前」=「ブランド名」でした。きっと皆さんにとっても親近感があったのではないでしょうか。ところが、今回はその図式があてはまりません。
イタリアを代表するデザイナーのひとりであるパオラ・ナヴォーネ。
彼女がクリエイティブディレクターを務めるのが、“DOMINIQUE Kieffer (ドミニク・キーファー)”です。
2013年の就任以来、洗練された自然素材をベースに、ニュアンスのあるオリジナルの色彩と質感を特徴としたファブリックを発表し続けています。
MANASの数あるブランドの中で最も「ナチュラル」で、「洗練」「カジュアル」「モダン」というカテゴリーに位置するブランドのデザイナーになります。
(ベェネツィアを舞台にした2016―2017のコレクションより)
まずはパオラ・ナヴォーネのプロフィールからご紹介します。
イタリア、トリノ出身で、1973年にトリノ工科大学の建築学科を卒業。
その後ミラノに移り、当時イタリアの革新的前衛デザインを牽引していたアレッサンドロ・メンディーニやエットレ・ソットサス、アンドレア・ブランジらも所属するデザイン集団「アルキミア」で働き研鑽を積んでいきます。
既に世界で活躍していた巨匠とともに仕事をするという環境は、今に繋がる彼女のデザイン手法に大きな影響をもたらし土台を形成していったと云ってもいいでしょう。
その後、世界の名だたるブランドとコラボレーションを手掛けるように。
ARMANI CASA(アルマーニ・カーザ)、Knoll International(ノール)、Swarovski(スワロフスキー)、ALESSI(アレッシー)…その他にも誰もが一度は耳にしたことのある数々のブランドのデザインに関わっていきます。
そうした過程を経て1998年、遂に彼女の代表的な仕事の場となるイタリアの家具ブランド「GERVASONI」(ジェルバゾーニ)のアートディレクターに就任。現在進行形でソファーをはじめ新たな家具を発表しています。
そしてその間にも住宅やホテル、バーといったインテリアプロジェクトも数多く手掛け、ドミニク・キーファーの二代目クリエイティブディレクターへと繋がっていきました。
どんな経緯でドミニク・キーファーに?
「ドミニク・キーファー」はもともとはフランスのブランドで、2001年にイタリアのルベリ傘下に加わりました。自然なものを好むパオラ・ナヴォーネは、以前よりこのブランドの一番のお得意様でもありました。彼女はテキスタイルのデザイナーではなかったのですが、これまで長年にわたり家具やインテリアのデザイナーとして活躍してきた経験と、また、自然素材を活かしたモノ作りを行う精神がドミニク・キーファーと相通ずるところがありルベリ社よりオファーをしたのだそうです。
その後のドミニク・キーファーでの仕事は、ドミニク・キーファのカタログの全てに詰まっています。百聞は一見にしかず、きっと目で見て感じて頂けると思います。
これまでのコレクションカタログは、下記のリンク画面からご覧いただけます。
歴代のコレクションカタログ(MANASのサイトを離れます。またカタログはPDFでの閲覧となりますのでご了承くださいませ)
ここに登場するロケーション、スタジオなのかと思いきや彼女が内装を手掛けた家であったり、さりげなく写る背景の小物も彼女のお気に入りの「魚」のモチーフだったり。ぜひ世界観も一緒にお楽しみください。
そしてもうひとつ。
11月にMANASのHPに商品検索サイト「interior library」がOPENし、それぞれの商品の詳細がご覧いただけるようになりました。
その中でTOP画面に定期更新されるオリジナルの「Playlist(プレイリスト)」には、現在パオラ・ナヴォーネも取り上げられていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは前編はここまでに。
次週更新する後編では、ここからさらに3つのキーワードにスポットをあて、パオラ・ナヴォーネのバックボーンに迫ってまいりたいと思います。
【The Story】vol.1 ウィリアム・モリス
【The Story】vol.2 ニナ・キャンベル
【The Story】vol.3 マシュー・ウィリアムソン
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社内研修および、メンテナンスのため
東京ショールームを臨時休業させていただきます。
2017年12月13日(水) 終日
大変ご迷惑をおかけ致します。
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
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壁紙:「Acanthus」 216441
カーテン:「Acanthus」 226399
さて、今年の秋冬コレクションでは、約2年半ぶりとなる
William Morris(ウィリアム・モリス)のクラシックライン、
『MORRIS ARCHIVE IV』が発売となりました。
往年のモリスのデザインを彷彿とさせる重厚さと、
どこかエキゾチックな香り漂うパターンや配色が特徴の今作。
左:カーテン・ベッドカバー 「Indian Loop」 236522
右:クッション(ソファ上、右側から) 「Indian Loop」(グリーン) 2365221 / 「Wandle」 226398
「Indian Loop」 236522 / 「Morris Bellflowers」 226403
英国の思想家、詩人、そしてアーツ&クラフツ運動の先駆者として
「モダンデザインの父」と称され、世界にその名を残したモリス。
実に様々な顔を持つ多才なモリスですが、
16世紀中世ヨーロッパのタペストリーからペルシャ絨毯やキリムなど、
世界中の織物の世界的な収集家としての一面も持っています。
そんなモリスのコレクションにスポットを当てた今作のテーマは、『The Collector 』
モリスに多大な影響を与えた世界の織物の技巧と、
彼が手がけたデザインとの関係性を紐解き、
歴史的な背景を基に再構築したMORRIS & Co.スタジオ渾身のコレクションとなりました。
カーテン・椅子:「Burdock & Star」 236519
モリスについては、現在東京・大阪・名古屋ショールーム
連動ブログ『The Story 』にて、詳しくご紹介している他、
今期コレクション『MORRIS ARCHIVE IV』については大阪ショールームでも取り上げています。
⇒『The Story』 vol. 1 ウィリアム・モリス
⇒『ザ・コレクタ-』 大阪ショールームブログ
12月のショールームでは、そんな『MORRIS ARCHIVE IV』からセレクトした
クリスマスコーディネートをディスプレイ予定。
次回の東京ショールームブログでは、モリスのディスプレイについてご紹介致します。
※ご紹介した写真に掲載の生地・壁紙は『MORRIS ARCHIVE IV』のものです。
詳しくはお近くのショールームまでお問い合わせください。