樹々のみどりが気持ちのいい季節です。
ここから徒歩3分ほどの場所に名古屋ショールームがあります。
さまざまな緑色が風にそよぐ光景も日本の四季ならではの美しさですね。
インテリアではここ数年、南国風やリゾート系の葉っぱなど植物柄のデザインが多く登場しています。
さらに今年はカラーでもグリーン色の巾がぐっと広がっているんです。
(写真はRUBELLIカタログより)
こちらは壁紙コーナーの奥に貼っているOSBORNE&LITTLEの新作「Green Wall 」、一面に植物が埋め尽くされているデザインです。
こんなふうに部屋の一面だけグリーンのオアシスはいかがでしょう?
シェードの生地はSandersonの新作「Paradesia」、まるで植物の標本図鑑のよう。周りには「Palm House」のエキゾチックな植物柄の生地で囲んで引き立てています。
同じコレクションの中には可愛らしいサボテン柄も収録されています。
そして今年はお抹茶色もよく見かけます。
もう何度かブログやインスタグラムでも登場しているELITISの壁紙コレクション「SOLEIL LEVANT」から。
海外ブランドならではの大胆なデザインですが、日本人に馴染みのある色味のおかげでしょうか、実際に貼ってみると不思議ととてもしっくりとくるんです。
またクッションでも。
色味だけでなく、植物をモチーフにした刺繍がワンランク上の上質感を醸し出しています。
色のグリーン、そして植物のグリーン。
今年はぜひグリーンにもご注目くださいね。
先日、ショールーの一部をディスプレイチェンジいたしました。
William Morris(ウィリアム モリス)のハンドメイドカーテンから、
Jim Thompson(ジム トンプソン)のカーテンへ。
Before
After
今回カーテンにしたのは、丁寧に手織りで織られたシルク100%の「Carom」。
新緑の美しい季節に合わせ、ターコイズグリーンを選びました。
シルク素材は紫外線に弱いので、カーテンには必ず裏地を推奨させていただいております。
裏地は遮光の「ノアール」と、綿素材の「エトフ」を片開きずつ合わせました。
ぜひショールームで仕上がりの違いをお確かめください。
トリムとタッセルはHOULES(ウレス)のOPALEコレクションより、
ビーズを使ったデザインを合わせ、モダンな雰囲気に。
合わせるアクセサリーで印象が変わるのも、オーダーカーテンの楽しいところですね。
手前のソファにはカーテンの色とリンクさせたグリーンと、
グリーンと相性の良いイエローのクッションを。
クッションはELITIS(エリティス)の新作です。
新作の発売ラッシュもあともう少しで落ち着きます。
各ショールーム、新しいディスプレイで皆さまのお越しをお待ちしております。
新元号「令和」。
新しい日本のインテリアに、
マナトレーディング東京ショールームが声高に掲げるのは、
「脱・白い壁」 です!!
こちらのデザインは、
フランスのブランドÉLITIS(エリティス)の新作コレクション『SOLEIL LEVANT』より、
「Les Cerisiers Sauvages」 TP289-03です。
タイトルは「野桜(山桜)」を意味しているのですが、
初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を被き ―
元号の由来の元となった、
万葉集の「梅花の歌」の情景にぴったりのデザインではないでしょうか。
デジタルプリントが普及した現在、その技術を用いて様々な表現が可能となりました。
特に壁紙の分野においては、
大きな一枚絵のようなデザイン=パノラミックデザインが各ブランドから発表され、
今年2月に行われたパリ・デコオフや、メゾン・エ・オブジェでも、
アート作品のような大胆なパノラミックデザインの壁紙は、
各会場にて多くの参加者の目を楽しませていたようです。
「Nouvelles Orientales」 TP291-02
今回、エリティスがパノラミックデザインのテーマに選んだのは、
日本の伝統的な刺繍柄や着物からインスパイアされた花や鳥、そして川をのぼる魚たち。
まるで襖絵のようなこれらのデザインは、
かつて一部の人だけが楽しめる嗜好品であったアートと、
インテリアの境界線をなくすことに成功しています。
日常をよりドラマティックに彩るツールとして、
壁紙は今、とても面白い進化を遂げているようです。
「Mémoire d’un Jardin」 TP283-04
エリティスの新作については大阪ショールームのブログでも
ディスプレイとしてご紹介しておりますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
さて4月に改装を行った東京ショールームでは、
イタリアのブランドRUBELLI(ルベリ)の展示コーナーに、
こちらのようなパノラミックデザインの壁紙を施工しました。
RUBELLI(ルベリ)「Grancanal Wall」23014-01
描かれているのは、ブランドの本拠地でもあるヴェネツィアの岸辺の様子。
18世紀初め、ヴェネツィア派風景画家の父、
Luca Carlevarijsのエッチングにインスパイアされたデザインです。
目の前に立つとちょうど、運河に浮かぶゴンドラから
両岸を見渡しているような風景が広がります。
左右には今季発売されたルベリの新作生地を、
真紅とロイヤルブルーのカーテンに仕立て、
ラグジュアリーなプライベートシアターのような雰囲気を演出してみました。
ショールームではルベリやエリティス以外にも、
KHRÔMA(クロマ)、OSBORNE&LITTLE(オズボーン アンド リトル) などから
発表されているパノラミックデザインも、見本帳でご覧いただけます。
KHRÔMA(クロマ)「Jungle」 DGWIL1011
白い壁紙だけではもったいない!
あなたのお気に入りのデザインを見つけて、ご自宅の壁を彩ってみませんか?