MANASのショールームには想像を超える数々のデザインやアイテムが存在していますが、そんな中で人気のアイテムのひとつに「刺繍」があります。
「刺繍」を英語で表記すると「Embroidery」(エンブロイダリー)。
刺繍のあるファブリックには、名前の中に「Embroidery」とついていることもよくあるんですよ。
例えばこちら、Japonica Embroidery 7850-03(ROMO)
椿のお花の部分にご注目を。
ボタニカルアーティストとして名を馳せたAlfred John Wise(アルフレッド・ジョン・ワイズ)(1908-1985)が描いた絵画をもとに、忠実にお花の表情を刺繍で表現しています。
そして、
前回ご紹介したELITISのクッションにはこんな刺繍柄も。
貝殻が置かれた額装は、昨年開催したお雛様イベントの際にトレーの代わりにしたものです。
現在はモリスコーナーにディスプレイしています。
この生地は?とよく尋ねられるんですが、実はこれ、SandersonのPressed Flowers 236554。
カーテンに仕立てると大きなボーダー柄になっているので驚かれます。
以前はこの刺繍の部分だけを使ってクッションに仕立ててディスプレイしていました。
刺繍といえば、MORRIS&Co.からも定番のように、いくつものEmbroideryコレクションが発表されています。
Mary Isobel 230339(写真左)
刺繍作家さんの名前がつけられた「マリーイザベル」は、刺繍の雰囲気をそのままプリントに模した生地(Mary Isobel DMCOMA204)まで発表されています。
名古屋ショールームの展示カーテンの中でひと際目を惹くのはArtichoke Embroidery 234543。
写真は色違いの234545です。
そして今週7月5日には新らたなコレクション「MORRIS ARCHIVE V MELSETTER」が発売になります。
今度の見どころはなんといっても刺繍の作品が多いこと。
ウィリアム・モリスを父に持ち、彼女自身も類まれなる才能に恵まれたモリスの次女、メイ・モリスの刺繍デザインからインスピレーションを受けた作品が収録されています。
名古屋ショールームでは、刺繍作家 大塚あや子さんによる「モリスと刺繍の世界」と題したお話と実際に新しいコレクションをご紹介するセミナーを7月30日に開催することになりました。
気になるセミナーの詳細はHPのニュースをご確認くださいませ。
7月5日(金)にはこの新しいコレクションがMANASのHPでも解禁になります。
是非お楽しみください。
マナトレーディングでは、以前より
ドナルド・マクドナルド・ハウスへカーテンや壁紙のご提供をさせていただいております。
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは、自宅から遠く離れた病院に入院しているお子様と、
そのご家族のための滞在施設です。
「第二のわが家」をコンセプトに、企業や個人の方からの寄付金や、
ボランティアの皆さまにより運営されています。
この度、国立循環器病センターの移転にともない、大阪府吹田市での13年間のお役目を終えて、
北大阪健康医療都市(健都)へ移転されることになったハウス。
新しく建設された施設の壁紙とカーテンを、ご提供させていただきました。
玄関を入ると、まずイメージキャラクターのドナルドが迎えてくれます。
レース:セントラルパーク5(廃番)
広くて開放的なダイニングキッチンには、ボーダー柄のレースカーテンを。
レース:セントラルパーク18(廃番)
絵本やおもちゃが置いてあるキッズスペースには、
sion(サイオン)の「Little Fox」の壁紙とカーテンを納品させていただきました。
宿泊できるベッドルームは、20部屋あります。
ルームナンバーの代わりに壁付けされた、
ミッフィーでおなじみのディック・ブルーナ氏の絵が素敵でした。
お部屋の中は大きな掃き出し窓から光が入り、とても明るかったです。
ドレープとレース、そしてアクセントクロスの色を揃えてコーディネートしました。
ドレープ:チャウダー1103(廃番) レース:シャーベット72(廃番) 壁紙:scion Sula 111321
写真のカーテンはグリーンですが、色違いでピンク、ブルー、イエローのお部屋もございます。
ハウスのご利用者様に、少しでも居心地良くお過ごしいただければ幸いです。
LIMITED EDITION (リミテッド・エディション)の新作コレクションが発売されました。
LIMITED EDITIONは「限定品」の名の通り
世界中から集められた最高品質の材料を用い、高い芸術性と技術性を併せ持ち
最高級のカーペットを作り出すブランドとして
マーケットを魅了している、ベルギーのブランドです。
ブランドの創始者であり、デザイナーのKatia Dewitte(カティア デヴィッテ)が今季着目したのは、
自然のもつ色や形、そしてテクスチャーを
天然の素材そのものの特性に立ち返り、再現することでした。
ウール、リネン、シルクを絶妙にブレンドすることで、
やわらかさや光沢など素材それぞれの特性を引き立たたせながら、
これまでにない、上質なテクスチャーを生み出すことができるのです。
今回のコレクションの中で特に注目していただきたいのはこちらのデザイン。
Genesis (ジェネシス)
カティアのデザインの源は「旅行」。
こちらのジェネシスはブラジルへ向かう飛行機から見た空模様から
インスピレーションを得たのだとか。
早朝、薄雲が朝日で徐々に赤く染まる情景をパターンに落としました。
日々、雲の様子が刻々と変化するように、
デジタル化されたパターンは
毎回織るごとに柄の出方が変わるように設計されています。
これは自由な発想を愛する、カティアならではの演出。
LIMITED EDITION Instagramより
素材は、少しシャリ感の残るウールとテンセルのシャギー地で織られています。
今季のテーマカラーは先のイメージにあるような
ミスティローズや、ローズウッド系。
くすんだ上品なピンクは、トレンドのナチュラルな無垢の内装材や、
モダンな雰囲気にも合わせやすいカラーです。
Diva Impulse
続いてご紹介するのは、Alfresco (アルフレスコ)。
Alfresco Wave (アルフレスコ)
アルフレスコは、ビーチで波が寄せて返すさまからインスパイアされたデザイン。
グリーン~ブルーにグラデーション掛かったベースは、
よく見るとさまざまな色が撚り混ざった太めの糸で織られていることがわかります。
白く湧き立つ水面も、糸を束にしたロープを織り込んで柄を浮き立たせています。
表情豊かであるだけでなく、ざっくりとした足触りもとてもユニーク。
お部屋の主役になりそうな一枚ですね。
その他にも人気のコレクションから新しいパターンが発表されています。
CONNECTION (コネクション)
カウレザーを使用した既存のFlush(フラッシュ)を、ヘリンボーンに組み直した新作です。
Maestro Tempo(マエストロ テンポ)
こちらの人気のマエストロコレクションの新しいシリーズ。
トレンドの70年代のレトロなデザインをフィーチャーしたパターンが登場です。
他のマエストロシリーズ同様、色の組み合わせはオーダーが可能です。
洗練されたデザインと素材の品質を極め、バランスの取れたインテリアは、
実用性だけでなく、時として高級なオブジェとしての機能も果たします。
ぜひ特別な空間のアクセントにご活用ください。