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New!!『BLACK edition』ディスプレイ

2021.09.17 / tokyo

9月になり、過ごしやすい陽気の日も増えてきて、朝晩の空気にも季節の移ろいを感じます。お洋服選びにも、少しずつ暖かく深みのある秋色を取り入れたくなりますよね。

東京ショールームのエントランスディスプレイも夏から秋へと装いを新たにして、皆様をお迎えしております。

今回は、イギリス『ROMO』グループのインブランドのひとつ、ラグジュアリーで魅惑的、上品かつコンテンポラリーなデザインのファブリックと壁紙が魅力の『BLACK edition』の新作をご紹介しています。

 

 

メインとなるコレクションの『ZAFARO』は、スペイン語で「サファイア」のこと。様々なテクニックをミックスして作り出された、バラエティ豊かなアイテムが揃います。何度もテクニカルな実験を繰り返し時間をかけて生み出されたデザインは、まさに宝石のような輝きを放ちます。

落ち着いたトーンの中に散りばめられた、大人っぽいくすみピンクとメタリックカラーがグラマラス。ドット・円形のデザインが繰り返し、コーディネートに心地よいリズム感を与えています。

例えば都心のラグジュアリーホテル、ほの暗い照明の中にこんなコーナーがあったなら、たちまち喧噪を忘れて、非日常の世界へと引き込まれてしまいそう。

それでは、それぞれのアイテムをご紹介していきましょう。

画像右側のファブリックは、フランス語で「月」を意味する『Lune
ワーププリントという技法で、先にタテ糸にプリントを施し、さらにジャカード織りでぼかしを表現しています。このぼかしの効果によって、雲間から月が見え隠れしているような幻想的な雰囲気が醸し出されていますね。

裏地にはサテンの光沢が美しい『メイサ』を無双仕立てに、装飾タッセルは『カデンツァ』を合わせモダンかつラグジュアリーに。

そして画像左側のファブリックは、スワヒリ語で「影」を意味する『Kivuli
屈折した光のように不規則に交差したラインが、刺繍を模したジャカード織りで表現されています。この立体的でメタリックなラインがひと際シャープな光と影を生み出しています。

こちらのヒダ山は「グリフプリーツ」という鳥の爪のようにシャープなスタイル。右隣のカーテンのヒダ山が通常サイズなので、違いがお分かりいただけるかと思います。装飾レールを使ってモダンでスッキリしたイメージにしたいときや、高さのある窓におすすめのスタイルです。

続いて、テクスチャーや手触りにこだわった高級感溢れる『NUALA』コレクションより、コレクション名でもありベルベットのドット柄が印象的な『Nuala』は、手作業でスプレーを吹き付けて着色する「スプレーダイ」という技法により、円形部分のベルベットにムラ感が生み出され、豊かな表情を与えています。

上部はハトメスタイルとし、ドットのデザインともリンクしてこちらもモダンな印象に。

また、色違いをこちらの『PORTA ROMANA』のフロアスタンドのシェードに。(参考商品)生地からほのかに漏れる光と壁に映し出される陰影が、ドラマチックな空間を演出してくれますね。

そして椅子張地は、ベルベットの上に繊細なラインで箔プリントされた円が複雑に重なり合う『Otoko』。組み合わせたクッションは、複雑な織り技術と最先端の印刷技術をレイヤーのように重ね合わせて作り出された『Tiano』 です。共にメタリックカラーのフェイクレザーでパイピングを施しました。

背景の壁紙は『ZAFARO』コレクションに収録の『Otoko
椅子の張地と同柄なのですが、ムラ感のあるベースに幾重にも円のデザインが重なり合い、より幻想的な雰囲気を醸し出しています。

さらに彩り豊かなクッションで華やかさをプラス。
ご希望に合わせてオーダーメイドもお楽しみいただけますが、ブラック・エディションは既成クッションのラインナップもございます。(イギリス本国に在庫が確認できれば、ご発注から約2週間で入荷)

クッションのような小物使いでも、印象的なアクセントになりますね。

心地良いソファ、クッション、暖かみのある光のランプ…
お気に入りのファブリックに囲まれたコージーなコーナー作りを、この秋楽しんでみてはいかがでしょうか。