New!!『Backhausen-LANAコレクション』ディスプレイ
冬の入り口に差し掛かり、身の回りの冬支度も整えていらっしゃることかと思います。気温の乱高下が続きましたが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。
さて今回は、オーストリアのBackhausen(バックハウゼン)より、これからの季節におすすめの、上質なウール素材のファブリックが揃う「LANA」コレクションをご紹介いたします。
ウィーンに創業し170年を超える歴史を持つバックハウゼンは、職人技、伝統、個性、サステナビリティを根幹としており、その多大な業績によりハプスブルグ皇帝家御用達として認められたブランドです。
高品質、美観、天然繊維の使用、保有している独自のアーカイブから着想を得た革新的なデザインに重きを置いており、世界各地の名高い公共施設やホテル、城館、劇場などに使用されています。
※バックハウゼンについては、こちらのブログでもご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
それではディスプレイをご紹介いたしましょう。
今回は、クリスマスシーズンにもぴったりなクッションを作ってみました。
画像の左側はPunkta MC790C-26、右側はArtis MC788A-03です。
四隅にJIM THOMPSONのキータッセルDuquette Docile Tassel JT030051-001を付けました。
※実際はキータッセルが連なって付いているトリムをカットして使用しています。
今回のコレクションの、どことなく懐かしさを感じさせるようなパターンは、伝統的な「アルパインプリント柄」からインスピレーションを得たもの。スイスアルプスの山小屋のような宿泊施設「シャレー」や、カントリーハウスのような雰囲気にしっくりとマッチし、重厚な装飾生地としてもお使いいただくことができます。
こちらの画像にある、織り柄の元となったアルパインプリントの版木をご覧ください。バックハウゼンの最先端の織物技術により、細部まで忠実に再現されていることがわかりますね。
続いて左側の正方形のクッションは、Floris MC833A-03、
そして右側の横長のクッションは、Decus MC792A-03。
まるで、教会のバラ窓やクリスマスのオーナメントのような、繊細で華やかな織り柄です。
2つとも裏面はVicus MC779B-03で揃え、先にご紹介したキータッセルを右上角に1か所のみ付けました。
サンプルブックの構成は、このようにカラーごとにまとめられています。小紋柄や無地調のファブリックもヴァリエーション豊富に組み込まれていますので、お部屋のトータルコーディネートの参考になりますね。
また、ウォームレッド・ボトルグリーン・ディープブルー・アースベージュが、このアルパインカラーパレットのベースとなっており、雄大な自然を思い起こさせます。
素材としては、コレクションのほとんどに100%ピュアニューウールが使用されており「ウールマーク」の認定を受けています。(Artis MC788Aのみ、6%アルパカ混)
アルプスをイメージさせるアルパイン・シックと素朴なエレガンスを、カラーと素材で体現したLANAコレクション。丈夫で快適、リッチで暖かなウール素材に囲まれて、豊かなホリデーシーズンをお楽しみください。