2022ディスプレイ「アクセサリー特集」
寒い日が続きますね。2022年もいよいよ残すところあと僅かとなりました。
さて、先月オーストリアのバックハウゼンの生地で、角にタッセルフリンジを付けたクッションを作製したところ、「かわいい!」「こんなふうにアクセサリーを使ってみたい!」等々大変反響をいただきました。(詳しくは前回のブログでご紹介しています。)
そんな嬉しいお声を受けまして、今回は2022年の締めくくりとして、1年間のディスプレイを振返り、中でもアクセサリーに特化してご紹介したいと思います。
まずは、クッションから。
こちらは、表と裏を別生地にしたクッションのマチ部分(約5cm)にボーダーを回しています。個性的なプリント生地と小紋柄の織地という柄物の生地同士を、さらに柄のあるボーダーで繋いでいますが、カラーとテイストがマッチしているので、お互いを引き立てながら装飾性をプラスしています。
ボーダー:Jim Thompson/Woven Diamonds Tape JT030049003
続いてこちらは、ヒトデがモチーフの刺繍生地に、マリンロープを思わせるパイピングコードを合わせています。マリンリゾートをイメージしたインテリアにぴったりですね。
パイピングコード:Houles/Oceanie Piping Cord 31313-9000
こちらは、豊富なカラーヴァリエーション、3mm巾のさり気ないパイピングコードですが、色合わせにご注目ください。左のクッションは、ハート柄の縁取りから色を取ったパープル、右のクッションは、魚の目から色を取ったオレンジが、とても効果的です。
パイピングコード:Jim Thompson/Silk Micro Cord on Tape JT030026
続いてカーテンをご紹介しましょう。
こちらは、バランス一体型カーテンのバランス部分の縁取りとしてボーダーをあしらい、お揃いでタッセルも作製しました。全体を引き締める程良いアクセントとなっています。
ボーダー:MANAS-TEX/パサージュ4(国内在庫品)
こちらはカーテンの縁に縦にボーダーを縫い付けたⅠ型ボーダー。植物柄の生地に幾何学柄のボーダーを合わせていますが、リネンベースの素材感と、刺繍のカラーを同系でまとめることで、洗練された印象の組み合わせに。
ボーダー:No.9 Thompson/Meander N9031021002
続いてこちらは、リネン地に光沢のある刺繍で縁取りが施され、バランスのような形のユニークなボーダー。画像のようにカーテンの上部に付けたり、スツールの飾りにしたりと、使い方はアイデア次第で広がります。
ボーダー:Jim Thompson/Duquette Valancia Border JT030056
同じくスツールでの使用例としては、座面と側面の生地の境目にパイピングコードをあしらったもの。こちらは、縫い込むテープ部分がないコードのみのタイプなので、接着剤で貼り付けています。
パイピングコード:Houles/Gallery Piping Cord 31101-9730
また、このようなBOXタイプのコレクションサンプルもございます。1枚ずつ分かれているので、生地に当てて組合せを考えるのにも使いやすく、宝箱を開けるようなワクワク感も!
Houles/The Michael Aiduss Collection
ご紹介しましたように、アクセサリーをプラスすることでワンランク上のカスタマイズが可能となります。ディテールにまでこだわった”世界にひとつのオーダーメイド”をお楽しみください。
改めまして、今年も1年マナトレーディングをご愛顧いただき、また、ショールームブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。
※東京ショールームは2022年12月28日より2023年1月4日まで冬期休業となります。
それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。