New!!『HARLEQUIN × DIANE HILL』ディスプレイ
2023年、新しい1年がスタートしました!
今年もショールームブログやInstagramより、皆さまへ新しい情報をお届けしてまいります。引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、新春より東京ショールームエントランスを華々しく飾るのは、HARLEQUIN(ハーレクイン)。洗練された中に遊び心があり、刺激的なデザインや革新的な技術を用いた多彩なテクスチャー、巧みな色使いで世界の人々に愛されているイギリスのエディターです。
今回のコレクション「HARLEQUIN×DIANE HILL-FABRICS&WALLPAPERS」は、ロンドンにデザインスタジオを構えるアーティスト、ダイアン・ヒルとのコラボレーション。
彼女が生み出す中国古来のデザインへの愛情あふれる作品は、ロックダウン中にSNSを通して瞬く間に人気に。その作品がハーレクインのデザインチームの目に留まったことにより、このコラボレーションが実現しました。彼女のハンドペイントによるシノワズリ柄の美しい作品は、伝統的な様式にモダンなテイストを加え、個性的なスピリットを表現しています。
それでは、ディスプレイのアイテムをご紹介いたしましょう。
まず初めにこちらのカーテンは、Lady Alford 121101。
18 世紀に女性の着替え室や寝室に使われたシルクの壁掛けを由来とする、竹の茎にアネモネの花を絡ませたクラシックなデザイン。
コットンサテン地に甘美なアップルグリーンと鮮やかなピンクの対比が印象的なプリント生地。グリーンは、今ヨーロッパのトレンドカラーとしても注目すべき色のひとつです!
右側の画像でご覧いただけるように、上部にはカーテン本体と一体型のフレアバランス付き。インパクトのある花柄とも合わせやすい、幾何学模様のトレリス柄、Lovelace 121105は、”竹”で編まれたパターンを表しており、カーテン本体の”竹”のデザインとリンクしているのにお気付きいただけましたでしょうか?
バランスの裾には、国内在庫のMANAS‐TEXアクセサリーコレクションより、ミリーポンポン 1323をあしらい、動きをつけてみました。
また、こちらは同柄の、Lady Alford 121100。
陶磁器を思わせるような白地にブルーの濃淡で表現されており、前述のグリーンベースのものと、同じデザインとは思えないほど、イメージが変わりますね。ベース生地はコットンリネンで、質感にも変化が加えられています。
皆さまはどちらがお好みですか?
続いて画像右側の生地は、Marie 121115。
ジューシーな洋ナシとつる性の植物、そして繊細な花々がアクセントとなり、英国的な雰囲気を醸し出しているこの作品は、キュリー夫人(Marie Curie:フランス語名)に因んで名づけられました。フェミニンで浮遊感があり、ダイアンの植物画への愛情が感じられる、ソフトで優しいデザインです。
そして、画像中央のセミシアー生地は、Emmeline 121114。
参政権運動家エメリン・パンクハーストに因んで名付けられており、韓国の蝶の芸術からインスピレーションを得た、自由奔放で素敵なデザインです。広々とした大地にはばたく繊細な羽を、緻密なディテールでリアルに表現しています。背景の壁紙にも同じ蝶が描かれていて、まるで絵画から飛び出してきたかのようですね。
ここで背景の壁紙、Florence 112889についてご紹介しましょう。
夏の日を連想させるこの作品は、古代中国の壁紙にインスパイアされたもの。オリジナルは伝統的な筆と技法、水彩絵の具を使ってシルクに手描きされたもので、その美しさはまさに現実逃避そのものです。
一面に咲き誇る花々や、いきいきと描かれた鳥や様々な生き物たちが活気に満ち溢れ、ポジティブな印象を与えます。
18世紀のクラシックなデザインをダイアンが現代風にアレンジ。彼女のハンドペイントの筆使いと色使いが、再現性の高いデジタルプリントによりまるでリアルな壁画のように表現されています。
また、こちらの壁紙は、巾68.5 ㎝を4枚張り合わせると1つのデザインとなるパネルタイプです。高さはフルサイズで3mですが、上部と下部は無地調のデザインになっていますので、天井高に合わせてカットしてお使いいただくことができます。
最後にクッションをご紹介しましょう。
画像左側のクッションは、Marsha 121108。
1960年代から1970年代にかけて、LGBTQ運動に影響を与えたマーシャ・P・ジョンソンの名を冠したもの。
明るく。大胆であれ。あなたらしく。 このひと際大きいサイズ感の色彩溢れる様は、ポピーと牡丹の巨大なブーケにインスパイアされたものです。豪華なコットンベルベットで、椅子張地としてもお使いいただけます。
また、カーテンには素材違いでエレガントなコットンサテンのラインナップもございます。
両サイドの無地部分は英国サンダーソン社のTuscany 237175、境目を国内在庫のMANAS-TEXアクセサリーコレクションよりマルカート 2でデコレーションし、ブーケの絵画を額縁に飾ったかのようなスタイル。ソファーの上にひとつあるだけでも、お部屋が華やぐアイキャッチなアイテムに。
画像右奥のクッションは、Lady Alford 121103。
冒頭でご紹介したカーテンと同柄で、ベース生地はコットンリネン。表裏同生地で、広めに取ったフレーム部分が、ひらひらと柔らかな印象を与えてくれます。
こちらもまた、先にご紹介したLovelace(画像左:121105/画像右:121106)。
ラブレスという名前は、イギリスの数学者であり作家であり、 最初のコンピュータ・プログラマーとされている女性、エイダ・ラブレスにちなんで付けられました。
複雑に組まれた竹のトレリスが色の濃淡で表現されていて、オリエンタルなモチーフでありながら、洗練されたモダンな雰囲気が感じられます。
ダイアン・ヒルは今回「今までにないシノワズリを作る」という意気込みを持って色やスタイルの限界に挑戦し、とてもエネルギッシュな高揚感を感じたそうです。そしてこのハーレクインとのコラボレーションにより、「シノワズリ」という美しく高尚な芸術を、もっと身近なものにしたいという、彼女の長年の願いを実現させました。
アイテム名には、個性的な道を切り開いた先駆者でパワフルな女性の名がつけられていますが、ダイアン自身もまた、その一人と言えるでしょう!
1年の始まり、お部屋にも新しいアイテムを取り入れて今年もインテリアを楽しんでまいりましょう!
☆こちらでもご紹介しています。是非ご覧ください!
東京ショールームInstagram
東京ショールームブログ:New!!『Sanderson』&『HARLEQUIN』ディスプレイ